この検査の目的は何ですか?

頻度が少なく、診断が難しい病気を早期に発見することです。見かけは元気な赤ちゃんでも、生まれつきの病気を持っていることがあります。早く見つけて治療を行うことで、成長の遅れや発達障害などを最小限にすることができます。

検査は必ず受けなければいけないのですか?

検査は強制ではありません。しかし、検査の対象としている疾患は、早期発見が重要で、かつとても診断が難しい病気ですから、全ての赤ちゃんに受けていただくことをお勧めしています。

検査費用はかかりますか?

任意検査ですので検査費用がかかります。費用については、出産された医療機関へお問い合わせください。

一部の病気のみを選んで検査を受けることができますか?

一部の病気のみを検査することはできません。対象とする7疾患全てをセットとして検査をお受けしますので、個別の疾患のみを選ぶことはできません。ご了承ください。

赤ちゃんに病気が疑われた場合どうなるのですか?

採血を受けた医療機関を通じてご連絡致します。その際に精密検査や治療ができる医療機関をお知らせし、ご紹介致します。
大切な赤ちゃんを守るため、万が一病気が発見されても、速やかに専門的な治療が受けられるように、精密検査医療機関、専門の医師、ならびに検査施設が連携をとって支援する体制が整っています。個人情報は、厳重に保護管理しています。

分娩施設(産科医療機関)を退院後に検査を受けることができますか?

日齢4〜6の赤ちゃんを対象とした検査ですので、原則として、分娩施設(産科医療機関)を退院後は検査をお受けできません。拡大スクリーニング検査は、対象とする疾患の生後早期の発見を目的としていますので、原則として、出生後、分娩施設(産科医療機関)に入院中に行います。