東温市健康医療創生研究会

活動報告

    とうおん健康医療創生事業「東温市ヘルスツーリズム・モニターツアー」を実施しました【3月5日(月),6日(火)】

    ヘルスケア部会
    2018.03.09

    平成30年3月5日(月)~6日(火),東温市内の自然や施設・食材等を楽しみながら健康について考える「東温市ヘルスツーリズム・モニターツアー」を実施し,愛媛県内から19人が参加しました。

    ヘルスツーリズムとは,自然豊かな地域を訪れ,そこにある自然,温泉や身体に優しい料理を味わい,心身ともに癒やされ,健康回復・増進・保持する観光形態を言います。今回のイベントは,東温市と市内の中小零細企業及び愛媛大学医学部が連携して,持続可能な健康長寿のまちづくりを目指す「とうおん健康医療創生事業」の一環で実施したもので,本学医学部附属病院の看護部スタッフがプログラムの作成から参画して実施しました。

    1日目には,当院抗加齢・予防医療センターの伊賀瀬道也センター長による健康講座「ヘルスツーリズムにおける温泉の効能」を開講し,安全な入浴法や血管の若返り効果をもたらす入浴法などの紹介がありました。ツアーの会場として,「ふるさと交流館(さくらの湯)」を設定していたため,講座終了後には,多くの参加者が温泉に入り,講座で学んだことを実践していました。また,スポーツインストラクターの窪田三思さんを講師にお招きし,姿勢を維持するために心がけることや,ストレッチ体操などを体験しました。

    2日目には,参加者全員で皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある「白猪の滝」を目指したハイキングを実施し,東温市の大自然を満喫しました。その後,東温市産の野菜をふんだんに使った料理を堪能し,ハイキングでの心地よい疲労感が残る身体を,優しい料理が癒やしていきました。最後に,マスターライフオーガナイザーの鶴見恵子さんによるマクロビオテック講座を開講し,健康増進・保持する食事法等の紹介がありました。

    参加者からは,「楽しく充実した2日間となりました」「健康についてたくさん学び・考えることができました」といった感想が寄せられました。

    引き続き,本事業の目的であるヘルスツーリズムの創生を目指し,東温市及び市内企業と連携して取り組んでいくこととしています。