委員長挨拶

愛媛大学大学院医学系研究科 教授
陶山 啓子
東温市には、愛媛大学医学部や附属病院をはじめとする医療機関が数多く集積し、人口あたりの医師数も全国上位に位置しています。また、健康関連企業や観光文化施設も立地し、まち全体が「健康を支える力」にあふれています。
こうした恵まれた環境のもと、東温市内の企業、市医師会、市歯科医師会、愛媛大学、そして自治体が連携し、健康・医療・観光文化の創造を通じたまちづくりを推進するために、東温市健康医療創生研究会は平成27年度に発足しました。
これまでの10年間で、医療とものづくりが協力した機器開発、観光と健康を融合したヘルスツーリズム、MaaS(Mobility as a Service)を活用したスマートヘルスケアなど、東温市ならではの取り組みが数多く生まれました。
今後は、これらの成果を基盤として「スマートヘルスケア事業」や「未病対策」を一層推進し、市民の皆さまがより元気に、安心して暮らせるまちを目指してまいります。
これからも、大学や医療機関、企業、そして市民の皆さまと力を合わせ、東温市から新しい健康づくりのかたちを発信してまいります。
