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「新型コロナ ワクチン・治療薬開発寄付口座」の設定に係る記者説明会を開催しました

令和2年6月11日(木)、愛媛大学医学部にて、「新型コロナ ワクチン・治療薬開発寄付口座」の設定に係る記者説明会を開催しました。

 今回、愛媛大学医学部が三井住友信託銀行株式会社から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン・治療薬の開発・研究の支援を目的とした1千万円の寄付を受けるとともに、幅広く個人からの寄付を募集するために同社が開設した「新型コロナ ワクチン・治療薬開発寄付口座」の寄付先に設定されたため、本学の研究や、寄付口座開設の趣旨等について、記者説明会を開催したものです。
 記者説明会では、まず、三井住友信託銀行松山支店の志鷹寛明支店長から、新型コロナウイルス感染症の治療法の確立や終焉の一助となればと考え寄付口座を開設し、地域貢献の観点や治療薬の研究等を考慮し、愛媛大学を選定した旨、寄付及び口座開設の趣旨について説明がありました。
 次に、愛媛大学大学院医学系研究科の山下政克研究科長から、「地域の皆様からの期待を背負っており、研究に真摯に取り組んでいく」と感謝の意とともに述べました。
 続いて、血液・免疫・感染症内科学の竹中克斗教授から、抗体検査について、循環器・呼吸器・腎高血圧内科学の山口修教授から、サイトカインストームの抑制について、山下研究科長から、ワクチン効率改善について、研究内容の説明がありました。
 最後に、5月21日に締結した口座開設に係る覚書を手に持ち、出席者全員で記念撮影を行いました。
本学は、今後も企業と連携するとともに、真摯に研究に取り組み、地域に貢献してまいります。

  

研究内容を説明する山下研究科長      記念撮影