Course

地域小児保健医療学

Course introduction

講座紹介

提案型寄附講座
地域小児保健医療学講座

病気を乗り越えていく

子どもたちのために

私たちができること

私たちの講座では、愛媛県における小児救急医療および周産期医療の安定的供給と充実を目指して取り組んでいます。
小児救急領域では、子どもの命を守るための機能的な小児救急医療体制開発がテーマです。
小児循環器領域では、先天性心疾患のカテーテルインターベンション、子どもの突然死予防、川崎病治療研究、そして移行期を見据えたLife-Long Cardiology、自立支援などをテーマに取り組んでいます。
周産期領域では、周産期診療体制強化をめざして、ALSO-JAPANやJ-MELSなどの教育プログラムなども行っています。
また、国際支援・交流として、モンゴルやミャンマーでのカテーテル治療や、JICA project、ザンビア医療支援などにも取り組んでいます。

【講座問い合わせ先】

寄附講座 戦略型寄附講座 地域小児・周産期学講座 〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
TEL:089-964-5111 / FAX:089-960-5131

Research content

研究内容

  • 小児救急医療システム開発

「救える命は必ず守る」ことを一義的目的とし、一次救急/二次救急/三次救急の連携を確立し、24時間―365日の医療提供体制構築を目指しています。

  • ― # 8000―

愛媛県小児救急医療電話相談事業の機能的に連動できるシステム開発・研究。

  • 先天性心疾患のカテーテルインターベンションおよび血行動態解析

先天性心疾患のカテーテルインターベンションおよび血行動態解析
先天性心疾患の低侵襲治療をめざして、カテーテル治療法の開発、デバイスの開発などに取り組んでいます。

  • 子どもの突然死予防

我々は、学校現場におけるAEDの複数設置、有効設置が、速やかな救助につながるという検証データを得ました。地域への設置や実施における普及教育活動を行っています。
1 愛南ハートプロジェクト (2017~)
2 八幡浜AEDプロジェクト(AEDの戦略的・有効設置) (2019)

  • 小児慢性特定疾病児童等自立支援事業

子どもたちが、慢性疾患を乗り越えて、成長・発達していくことは、小児医療をはじめ、小児保健・福祉、教育就労など子どもに携わるみんなの共通の願いです。
病気を乗り越えた子供たちが、成長・発達し、小児期から成人期に移行して、自立していくためには、多くのハードルを乗り越えていかなければなりません。
悩み相談、就園・就学・学習支援、きょうだい支援、就職・就労継続支援など、身体的、知的、精神的にも、体調に合わせた支援体制の構築が必要です。
小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の発展に資する研究(H30-難治等(難)-一般-017)
など、厚生労働省の科学研究などを実施しています。

  • Life-Long Cardiology

成人期先天性心疾患:ACHD(adult congenital heart disease) は、医療の進歩とともに急速に増加傾向にあり、これからますますニーズは増大し、発展していく重要な分野です。
ACHDにおける治療戦略、心不全治療、不整脈治療など、新しいエビデンスを必要としているホットな領域です。小児疾患の成人期への移行医療システム構築をめざします。

  • 川崎病治療研究

川崎病は、依然として原因不明の疾患ですが、後遺症を減らすべく治療法の開発が進んで新しい治療戦略が確立されてきました。この成果は、Lancet (2019)に掲載されました。また、川崎病性動脈瘤についての研究も進行中です。

  • 国際支援・交流

国際支援・交流
HSP: Heart Saving Project in Mongoliaは、モンゴル国における先天性心疾患に対するカテーテル治療と心臓病検診を中心とした、モンゴル国の小児循環器診療支援プロジェクトです。2002年から取り組んでいます。
JICA project:モンゴル国初の大学病院を、ウランバートルに設立するプロジェクトです。
アフリカザンビアにおける医療支援:ザンビア教育大学との発展途上国における妊娠高血圧症候群の共同研究。

  • ALSO-JAPAN・J-MELS

周産期診療体制強化をめざした教育プログラム

Main achievements

主な実績

  • Transcatheter closure of perimembranous ventricular septal defects with Amplatzer1 duct occluder I; The first case report in Japan
    Fujii T, Higaki T, Tomita H, Ota M et al. Journal of Cardiology Cases 20 (2019) 147–150
  • EMERGENCE AND CHARACTERIZATION OF ACUTE CORONARY SYNDROME IN ADULTS AFTER CONFIRMED OR MISSED HISTORY OF KAWASAKI DISEASE IN JAPAN : A JAPANESE NATIONWIDE SURVEY
    Mitani Y, Tsuda E, Higaki T et al. Frontiers in Pediatrics. 2019 in press
  • Efficacy of primary treatment with immunoglobulin plus cyclosporine for prevention of coronary artery abnormalities in Kawasaki disease patients predicted to be at increased risk of IVIG non-response (KAICA study): a controlled, phase 3, randomised, open-label, blinded-endpoints trial.
    Hamada H, Yamamoto E, Higaki T, et al. Lancet 2019; 393:1128-1137.
  • 学校心臓検診に心臓超音波検査を導入することによる,学童の突然死予防への有用性の検討 – あいなんハートプロジェクト –Preliminary study in Ainan (AINAN HEART PROJECT) – First report –
    田代 良、檜垣高史 他 愛媛医学 2018; 37:145-152.
  • 学校心臓検診2次健診対象者抽出のガイドライン(2019改訂)―1次検診の心電図所見からー
    鮎澤 衛、山本英一、檜垣高史、他 日本小児循環器学会雑誌 2019 in press
  • Two-Phase Contrast Injection Protocol for Pediatric Cardiac Computed Tomography in Children with Congenital Heart Disease.
    Fukuyama N, Tashiro R, Higaki T, et al. Pediatr Cardiol.2018 Mar;39(3):518-525.
  • “A hERG-E1039X mutation and KCNQ1-R174C mutation produced a synergistic lesion on cardiac IKs channel in a compound LQTS family”
    Wu J, Higaki T, Horie M. et al.
    Scientific Reports. 2018 Feb 15;8(1):3129.
  • Guidelines for Heart Disease Screening in Schools (JCS 2016/JSPCCS 2016) - Digest Version.
    Sumitomo N, Higaki et al.  Japanese Circulation Society and the Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery of Joint Working.
    Circ J. 2018 Aug 24;82(9):2385-2444.
  • Installation of multiple automated external defibrillators to prevent sudden death in school-aged children.
    Higaki T, Chisaka T et al. et al.
    Pediatric Int. 2016; 58:1261-1265.
  • Successful treatment by coil embolization for infantilehemangioma with Kasabach-Meritt syndrome
    Tezuka M, Ohta M, Higaki T et al.
    Pediatric Int. 2015 ;57(4):738-41.
  • Asynchronous contraction of the 2 ventricles caused by ventricular pacing after a Fontan-type operation in a patient with a biventricular heart.
    Higaki T et al.
    Int J Cardiol. 150(3), e116-118. 2011
  • Long-term Outcome of Coil Occlusion for Patients with Patent Ductus Artriosus.
    Takata H, Higaki T et al.
    Circ J. 75(2):407-12. 2011
  • The use of a handmade balloon-expandable covered stent for native coarctation of the aorta in an adult patient: A report of a first case in Japan.
    Higaki T, Yamamoto E et al.
    J Cardiol. 56(3):287-290. 2010

Educational materials

教育に関する資料

Staff introduction

スタッフ紹介

地域小児保健医療学講座
教授
檜垣 高史

教授からのメッセージ


子どもたちが、疾患を乗り越えて、成長・発達していくことは、小児医療をはじめ、小児保健・福祉など子どもに携わるみんなの共通の願いです。
小児・周産期医療は、母体、胎児期から始まり、出生、新生児期、乳幼児期からの発達・成長を経て、思春期から成人期を向かえ、生涯医療まさにLife-Long Cardiologyへとつながっていきます。医学・医療の分野は幅広く、臨床面においても、研究面においても、教育面においても、取り組むべき内容はたくさんあります。強力な若手のメンバーに支えられながら、少しずつ前進していきたいと思います。
医科学研究にも積極的に取り組んでおり、医学生による研究成果が社会に生かされてきています。みなさんぜひ一緒に取り組んでみませんか。

スタッフ紹介


  • 檜垣 高史 (地域小児・周産期学講座 教授)
  • 松原 圭一 (地域小児・周産期学講座 教授)
  • 矢野 直樹 (講師)
  • 宮田 豊寿 (地域小児・周産期学講座 助教)
  • Oyunsuren Munkhjargal (大学院(睡眠))
  • 太田 雅明 (地域小児保健医療学講座 准教授)
  • 千阪 俊行 (地域小児保健医療学講座 講師)
  • 長谷 沙織 (事務補佐員)