Couse

消化管・腫瘍外科学

Course introduction

講座紹介

病因・病態領域
消化管・腫瘍外科学

合併症の少ない

低侵襲治療を目指した

外科治療の開発、推進

当科の対象とする疾患は、消化管癌(食道癌、胃癌、大腸癌など)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)の他、良性疾患(食道アカラシア、逆流性食道炎、虫垂炎など)が代表的なものです。小児外科では、食道閉鎖や胆道閉鎖などの高難度手術の他、鎖肛、ヒルシュシュプルング病やヘルニアも対象としています。研究課題は、消化器癌に対する新規検査、新規治療をテーマに、温熱療法、DDS、癌生体イメージング、転移機序の解明および治療法開発、化学療法有害事象軽減のための研究を行ってきました。現在、手術精度向上のために、血管解剖や膜解剖を解剖学教室と共同研究しています。手術手技向上のために、カダバー・トレーニングも開催しており、手術の安全性、理解向上のための教育・啓蒙にも努力しています。

【講座問い合わせ先】

病因・病態領域 消化管・腫瘍外科学 〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
TEL:089-960-5975 / FAX:089-960-5976
公式HP http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/surgery3/

Research content

研究内容

  • 発熱磁性体を用いた誘導加熱法によるがん治療法の開発
  • リポソーム包埋磁性体によるがん局所治療法の開発
  • 抗体結合抗癌剤包埋リポソームによる超選択的がん温熱化学療法の開発
  • 化学療法に伴う末梢神経障害予防法の研究
  • がん生体イメージング法の開発
  • がんの転移機序解明とそれを応用した治療法の開発

Main achievements

主な実績

  • Risk Factors for Discontinuation of S1 Adjuvant Chemotherapy for Gastri Cancer. Journal of Cancer 6:464-469,2015.
  • The heat genaration behaivior for Y2Fe3 O12 Ferrite powder with addition of lanthanum in an AC magnetic field. Chem Lett 44:1298-1299,2015
  • Thoracic empyema caused by percutaneous transhepatic gallbladder drainage. 54:3189-3191,2015.
  • 標準外科学 第14版 共著(10.損傷)
  • Uracil-Tegafur and Oral Leucovorin combined with bevacizumab in elderly patients.(J-BLUE Study) 27:236-242,2016.
  • Assessment of neuroprotective effects of neurotropin in cultured rat dorsal root ganglion neurons using high-throughput imaging. DOI 10.4172/2254-609X.100079, 2017
  • Laparoscopy-assisted distal gastrectomy is feasbible also for elderly patients aged 80 years and over. Surg Endosc 31:4431-4437,2017.

Educational materials

教育に関する資料

  • New外科学(南江堂)
  • 標準外科学(医学書院)
  • クリストファー外科学(医学書院)
  • Principles of Surgery:Schwarz編(Mac Graw-Hill Book Company)

Staff introduction

スタッフ紹介

消化管・腫瘍外科学 教授
渡部 祐司

教授からのメッセージ


当科は、成人では食道・胃・大腸などの消化管の癌を中心とし、炎症性腸疾患や一般外科も広く対象としている。研究テーマは癌全般にわたるが、最近では癌手術・治療の質向上、低侵襲化などのテーマでの研究を行っている。独創的発想を重要視し、従来の方法では不可能であったものがテクノロジーの進歩により可能となる事例は多く、当科でも新たな治療戦略物質を工学部や企業と作成し、DDS, Hyperthermiaを組み合わせた治療を研究したことが一例である。ベンチャー会社設立も行い、現在も医療機器を製造販売している会社の基礎を築いたのが当科からの新しいアイデアであった。学生、研修医のユニークな発想を尊重し、一緒に新たな医療を構築することが我々講座の一つの目標である。

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