Tel.089-960-5261

ごあいさつGREETING

平成19年1月、愛媛大学附属病院は「地域がん診療連携拠点病院」、平成30年4月には、「がんゲノム医療連携病院」の指定を受けました。腫瘍センターはこの指定に先駆け、平成18年12月、附属病院内に開設されました。
当センターは、(1)院内外に質の高いがん治療を提供する、とともに、(2)がん治療に携わる専門の医療人(がん治療認定医やがん薬物療法専門医、がん専門薬剤師、がん専門看護師等)の育成、を目的に主に以下の業務を行っています。

  • 院内におけるがんの集学的治療の推進
  • 診療科の狭間にあるがん患者、原発不明がんや合併症を有するがん患者の加療
  • 外来化学療法室の管理・運営
  • 院内における抗腫瘍剤の副作用の監視と対応
  • がんゲノム外来の運営ならびにがんゲノム医療の推進
  • がん治療における様々な情報(新薬や治療法、様々な治験情報)の提供と啓蒙活動
  • がん治療認定医やがん薬物療法専門医の習得を目標としたがん研修の支援
  • 地域医療従事者へのがんに関する教育・研修支援及び情報提供

これらの業務を通じて、愛媛大学医学部附属病院のみならず、愛媛県のがん医療水準の向上に貢献したいと考えています。
現在私どもの患者診療は外来化学療法が主体ですが、院内外のがん患者さんならびにそのご家族に、高度でかつ暖かみのある医療を届けたいと考えています。

センター長 薬師神 芳洋

センター長
薬師神 芳洋