愛媛大学医学部附属病院 臨床遺伝医療部

臨床遺伝外来
IRUD未診断疾患イニシアチブ

臨床遺伝医療部について
 遺伝医学の進歩に伴い、多くの遺伝性疾患の原因が明らかとなってきました。遺伝情報に基づく正確な診断は、患者さんやご家族に今後の見通しに関するより具体的な情報をお伝えし、原因に基づいた最適な治療法の提案を可能にします。

 また、病気の原因に関する研究が進むことにより、これまで治療法がなかった遺伝性疾患に対しても有効な治療法が続々と開発されています。遺伝性疾患に限らず、がんの診療をはじめ医療の多くの場面で遺伝情報が活用されるようになっています。

 稀少疾患の原因を明らかにし、新たな治療を開発することは、わが国全体の課題でもあります。さらに、医療の中で遺伝情報の重要性がますます大きくなっていくこれからの医療を担う医療者は、専門領域や職種を問わず、基本的な遺伝医学の知識を身に付けることが求められます。

 こうした遺伝医学・遺伝医療をめぐる状況に適切に対応し、遺伝性疾患に対するきめの細かい医療を提供できる体制を確立すると同時に、遺伝医学の研究や医療関係者の遺伝医療についての研修を推進する目的で、愛媛大学医学部附属病院では「臨床遺伝医療部」を設置しています。

愛媛大学医学部附属病院 臨床遺伝医療部
住所:〒791-0295 愛媛県東温市志津川
TEL:089-960-5322/5261(内線5322/5261)(総合診療サポートセンター内)
FAX:089-960-5959(総合診療サポートセンター内)/089-964-5111(代表)