News

新着情報

高大連携プログラム「応用科学探究」を実施しました

令和5年7月31日(月)、医学部において、「医療ボランティア」をテーマとした高大連携プログラム「応用科学探究」を実施し、愛媛大学附属高等学校の2年生25人が参加しました。

本プログラムは、附属高等学校の2年生が夏季休暇を利用して、普段の授業では接する機会のない大学における専門分野について学ぶもので、医学部では、医療現場での体験を通じて学びに対するモチベーションを高める好機として実施しています。

はじめに、医学部附属総合医学教育センター長の小林直人教授から挨拶があり、その後、附属病院総合診療サポートセンターの小手川雄一助教から、国などの統計データを踏まえながら、「ボランティアだからこそできる事がある。実際に活動されている方のお話からそれを学んで欲しい」と講義をいただきました。

続いて、附属病院医療ボランティア「いきいき会」の寺岡陸雄代表と野村和男副代表から、当院における医療ボランティアの創設や組織、魅力と責任、ボランティア活動で大事にしていることなどについて、実体験を含んだ話がありました。

その後、附属高校生からの事前質問について、小林教授と看護学科の野本美佳助教から、自分の経験や実際の現場の話を踏まえた質疑応答を行いました。

最後に研修のまとめとして、「今日初めて知ったこと・学んだこと」というテーマでグループワークを行い、グループ発表をすることで今日の学びを振り返りました。

参加した高校生は、「ボランティア団体の活動に対する理解だけでなく、医療では多種多様な立場の方がチームとして、患者さんに心から寄り添い、数々の気遣いや思いやりをもって接していることを学ぶことができた」と発表されていました。

小手川先生の講義(ボランティアとは)

いきいき会寺岡代表からの講義(活動紹介)

いきいき会野村副代表からの講義

(患者さんへの接し方)

野本先生からの質疑応答(看護学科について)

小林先生によるグループワーク講義の様子

グループ発表の様子