入局案内・医局見学
当科では2025年12月より新教授を迎え、新たな体制のもとで診療・教育・研究に取り組んでいます。学生の皆さんに産婦人科の魅力をより身近に感じてもらえるよう、定期的な説明会や分娩シミュレーター実習など、実際に産婦人科を体験できる機会を企画しています。また、日本産婦人科学会が企画するサマースクールへの参加も支援し、産婦人科医との交流を通じて、産婦人科の面白さややりがいを知る機会を大切にしています。医局の雰囲気や日々の活動はInstagramでも発信していますので、ぜひご覧ください。当科には、周産期、婦人科腫瘍、生殖医療、女性医学など各領域で専門性を持つ医師が多く在籍し、それぞれが産婦人科への熱意をもって診療にあたっています。学生見学も随時歓迎しています。毎年新たな入局者を迎え、活気ある温かな医局です。産婦人科に少しでも興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。
初期研修医の皆さんへ
初期研修医の皆さんにとって、産婦人科は分娩、手術、婦人科腫瘍、生殖医療、女性医学など、幅広い領域を経験できる診療科です。当科では、産婦人科に興味のある方はもちろん、進路に迷っている段階の方にも、実際の診療や医局の雰囲気を知っていただける機会を大切にしています。大学病院ならではの専門性の高い診療に加え、研修期間に応じて、3か月以上研修する場合には、指導医のもとで帝王切開の執刀にも段階的に取り組みます。また、胎児エコーを通して胎児の成長や生命の神秘に触れ、低侵襲手術では腹腔鏡手術などのアシストを経験することができます。さらに、日本産科婦人科学会が企画するPlus One Project 2(POP2)にも毎年参加し、全国の初期研修医とともに体験実習を通して交流を深めています。定期的なプログラム説明会では専門研修の内容や入局後のキャリアについて、具体的に知ることができます。若手医師や専攻医との距離も近く、研修内容や働き方、将来の進路について相談しやすい環境です。見学やローテーションは随時歓迎しています。
産婦人科専門医を目指す方へ
愛媛大学産婦人科では、専門医を目指す専攻医が、大学病院と連携病院で幅広い症例を経験しながら成長できる研修体制を整えています。大学病院では、本邦の標準治療に基づく高度な医療や先進的な診療に携わり、専門性の高い診療を学ぶことができます。一方、地域医療を担う連携病院では、愛媛県の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な診療を経験します。周産期、婦人科腫瘍、生殖医療、女性ヘルスケアの主要4領域をバランスよく研修し、外来、分娩、手術、病棟管理など産婦人科医として必要な力を段階的に身につけていきます。各領域に経験豊富な指導医が多く在籍しており、日々の診療や手技の習得を丁寧にサポートします。また、低侵襲手術のトレーニングや、解剖学的理解を実践的に深める教育機会も設けています。研修先や研修内容については、本人の希望やライフステージにも配慮しながら相談し、専門医取得までの道のりを支援します。愛媛県の産婦人科医療を支える一員として、自信をもって診療にあたれる専門医を育成します。
愛媛県の産婦人科専門研修プログラム
専門医取得後のキャリア形成
愛媛大学産婦人科では、専門医取得後も、サブスペシャルティ研修、大学院進学、研究、教育、地域医療など、それぞれの希望に応じたキャリア形成を支援しています。専門研修修了後は、産婦人科専門医試験の受験を経て、婦人科腫瘍、周産期、生殖医療、女性ヘルスケア、内視鏡手術、臨床遺伝、がん治療など、各分野の専門医・認定医取得を目指すことができます。生殖医療領域では、不妊治療に加え、卵巣組織凍結・自家移植による妊孕性温存医療法にも取り組んでいます。また、各領域で臨床研究や臨床試験・治験にも力を入れており、専門診療だけでなく新しい医療の創出に関わる機会があります。愛媛県の産婦人科医療をさらに充実させるため、希望や専門領域に応じて国内留学を選択することもあります。大学では学生・研修医の教育やリクルート活動にも携わり、教えることを通して自らの知識や臨床力を深める機会があります。指導医のサポートのもとで専門性を高めながら、ライフステージやワークライフバランスにも配慮し、自分らしいキャリアを築いていくことができます。
基礎研究を考えている方へ
産婦人科は、日々の臨床が圧倒的な充実感をもたらす一方で、未解決の課題が最も多い領域の一つです。妊娠・分娩・生殖・腫瘍・内分泌 いずれも生命の根幹に関わるテーマであり、臨床の現場で感じる「なぜだろう」「もっと良い方法はないのか」という疑問こそが、基礎研究の出発点になります。基礎研究に取り組むことは、決して産婦人科医師としての“遠回り”ではありません。キャリア形成において、以下のアドバンテージがあげられます。
①疑問を構造化し、解決策を導く力が身につく。
研究は「問いを立て、検証し、結論を導く」プロセスの連続です。これはそのまま、診療の質を高める思考法につながります。
②臨床の“限界”を突破する視点が得られる。
不妊治療、周産期管理、腫瘍治療など、現場で感じる課題の多くは、分子・細胞レベルの理解が深まることで初めて解決の糸口が見えます。
③ 将来のキャリアの幅が広がる
大学・研究機関でのポジション、学会活動、国際共同研究など、研究経験は長期的なキャリア形成に大きな力を発揮します。
愛媛大学産婦人科では基礎研究を志す先生には、産婦人科臨床研修がひと段落した段階で基礎教室と連携して世界最先端の研究ができる環境を整えています。また、人事においても一定期間、研究に没頭できる期間を設けています。
専門研修プラグラム・入局の問い合わせ先
〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
愛媛大学大学院医学系研究科 病因・病態領域 産科婦人科学講座
TEL:089-960-5379 FAX:089-960-5381
e-mail:usami.tomoka.cp@ehime-u.ac.jp
医局長 宇佐美 知香 まで

