リウマチ患者で高血圧、脂質異常症が帯状疱疹のリスク上昇:論文受理

2021.5.12
医療ビッグデータを活用し、准教授の田中景子先生が筆頭著者の論文「Hypertension and dyslipidemia are risk factors for herpes zoster in patients with rheumatoid arthritis: a retrospective analysis using a medical information database」がRheumatology Internationalに受理されました。本研究では、メディカル・データ・ビジョン株式会社が所有するMDV databaseを活用し、関節リウマチ患者における帯状疱疹発症のリスク要因を調べました。高血圧、脂質異常症、糖尿病と帯状疱疹との関連を調べた結果、関節リウマチ患者においては、高血圧と脂質異常症が帯状疱疹のリスクを高めることがわかりました。本研究は日本イーライリリー株式会社の支援を得て、愛媛大学、日本イーライリリー株式会社、松山赤十字病院との共同研究として実施しました。