就職支援の概要

社会保障制度の活用とエンプロイアビリティの向上

小児慢性特定疾病のあるお子さんとご家族にとって、就職し、働き続けることは、社会で自立した生活を送っていくために、とても重要です。一方で、就職時に「疾患を持っていることを伝えると採用されない」、就職しても「見た目ではわからないことが多いため、上司や同僚から理解が得にくい」「仕事で無理をして体調を崩してしまう」という方もいます。小児慢性特定疾病のある方が利用できる社会保障制度を知り活用すると同時に、ご本人の「雇用される能力(Employability、エンプロイアビリティ)」を高めることが大切です。小児慢性特定疾病をお持ちの方の疾患、病状、必要な配慮は多種多様です。これら全てを十分に理解している職場に、万全の配慮を受けながら就労することは、なかなか難しいのが実情です。雇用側と雇用される側が、お互いの状況をよく話し合い、必要な就労環境を調整していくことが重要です。

よくある相談への対応例

就労に関すること

学習の遅れや障害があるため、就労できるのか不安である。
 ※資料の53ページを参照ください。

職場において、業務内容が体力的につらい。
 ※資料の64ページを参照ください。

ヒアリングと関係者との情報共有に役⽴つ資料