Course introduction
講座紹介
病因・病態領域
免疫学

代謝とエピジェネティクス
から免疫を理解する
T細胞は、環境に応じて機能を変化させ、病原体などの異物や体の中でできたがん細胞を排除しています。T細胞機能の変化は、「エピジェネティックス」とよばれる機構を介した遺伝子発現の網羅的な変動により誘導されます。また、近年、T細胞機能における細胞内「代謝」変化の重要性も指摘され始めています。このようにT細胞機能は精密な制御を受けていますが、その制御に不具合が生じるとアレルギーや自己免疫疾患、慢性感染症、がんなどの疾患が発症すると考えられています。当教室では、「エピジェネティクス」と「代謝」をキーワードにT細胞機能の変化誘導の分子メカニズムを解明するとともに、T細胞機能を制御することによる新しい免疫療法の開発を目指して研究を行なっています。
【講座問い合わせ先】
病因・病態領域 免疫学 〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
TEL:089-960-5274 / FAX:089-960-5275
公式HP https://www.m.ehime-u.ac.jp/school/immunology/