ご挨拶

先代の田中潤也先生より引き継ぎ、2026年1月に新教授として着任しました河合喬文です。東京大学で学位を取得した後、大阪大学の医学系研究科において生理学の研究と教育に10年以上従事してまいりました。

生理学は医学の基礎であり、生命の本質を解き明かす学問です。愛媛大学においても、この生理学教育を軸として優れた医師を育成することはもちろん、既成概念に捉われず自ら問いを立て、論理的に解決へと導く「考える力」を持った医師、そして基礎研究者の育成に全力を注ぎたいと考えています。

私自身、研究者としての人生を歩み続け、現在もその半ばにありますが、これまでを振り返り強く実感していることがあります。それは、「どのようなテーマに出会えるか」だけでなく、「どのような指導者や仲間と巡り合えるか」が研究者人生を大きく左右するということです。

教授として着任した今、私自身が次代の研究者たちの人生に影響を与える立場であることを自覚し、一人ひとりの可能性を引き出せる指導を実践できるよう心がけます。未知の生命現象に挑みたいという熱意ある学生や研究者の皆さんと、ここ愛媛の地で、新たな「出会い」ができることを心から楽しみにしています。

愛媛大学大学院 医学系研究科 教授 河合 喬文