眼科の魅力

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Appeal眼科という診療科の魅力

01.眼科医のやりがい
人は情報の80%を視覚から得ていると言われており、眼の健康はQOL(Quality of Life、生活の質)に大きな影響を与えます。患者さんの「見える(視力)」を守る治療とは、生活や人生の質を支える医療を提供するということです。その点に使命感とともにやりがいがあります。
治療を終えた患者さんの喜びに触れることが多いのも、この診療科の魅力です。また、外科系ではありますが、薬による治療もあれば、手術を必要とする場合もあり、他の疾患との関わりも少なくないため、外科的治療と内科的治療の両方を行い、幅広い臨床経験を積むことができます。

02.専門領域が幅広い
眼は小さな臓器であるため、専門領域が限られていると思われがちですが、実際には角膜を中心とした眼表面疾患をはじめ、網膜硝子体、緑内障、ぶどう膜炎、斜視弱視、涙道など、多岐に渡る領域が存在し、広く学び、研究を深める楽しさがあります。
また、それぞれの興味や適性に応じた分野を選び、専門性を高めることもできます。神経内科や形成外科、リウマチ内科、小児科、耳鼻咽喉科、オンコロジーなど、他領域との関わりも広く、奧の深い領域で、幅広い知識を習得することができます。

03.手術・治療の魅力
局所麻酔による手術が多く、若いうちから手術経験を積むチャンスに恵まれます。顕微鏡下で行う精密かつ繊細な手術手技を高めていくことを通して、自身の成長とやりがいを実感できます。手術時間が短く、長時間の拘束が生じにくく、夜遅くまで続くケースはほとんどありません。
そのため、身体への負担が少なく、さらにワークライフバランスがとりやすいのも特長です。術後の機能回復や症状改善が早く、その喜びを患者さんと共有することにより、医師としての達成感を強く感じることができます。

04.独り立ちが早い
豚眼を用いた実習やシミュレーターを活用した模擬体験など、実践的なトレーニングを通じて手術技術を高めていくことができます。また、他科と比べて早期に手術経験を積むことができ、比較的若いうちに、第一執刀を任される機会があります。
また、眼科では多くの疾患において診断から検査、治療までを一貫して自らが行える場合が多く、診療能力を早い段階から身に付けることができます。このような特性から、眼科医は独り立ちが早く、若手の時期から活躍の場が与えられます。

05.先進医療に触れる
世界に先駆けてiPS細胞の臨床応用が眼科分野で行われたことに代表されるように、治療技術や医療機器の進歩が目覚ましく、眼科は先端技術をいち早く取り入れている分野でもあります。
AI診断、低侵襲手術、光学技術の応用など、先端の医療技術が日常の診療において活用されています。眼科は、先進の治療技術に触れることができる分野と言えます。
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