研修プログラム・キャリア支援

- ホーム
- 医学生・研修医の方へ
- 研修プログラム・キャリア支援
Message多彩なフィールドで研修し、
進みたい道へ
愛媛大学医学部附属病院では、豊富な症例数のもと、眼科の全専門領域の疾患に加え、救急疾患、希少疾患、難病を経験することができ、眼科手術全般の助手を経験することにより、手術手技の基本も習得できます。また、愛媛県内の中核病院と医療を担う病院と連携し、10箇所の専門研修連携施設を有し、地域医療から先進医療に至るまで幅広く学べる多彩な研修フィールドが整っています。
1年目はすべての専攻医が愛媛大学医学部附属病院で研修し、2年目以降は専門研修連携施設または愛媛大学医学部附属病院のいずれかでの研修へと進みます。3年目以降は愛媛大学大学院への進学を選択することもでき、診療・研修をしながら研究を行うことも可能です。一人ひとりが自身の興味や価値観に基づいたキャリアプランを描き、それを着実に実現できるよう、充実した支援体制を整えています。
Training Scenarios研修シナリオ
愛媛大学附属病院を基幹施設として愛媛県各地方(東予・中予・南予)に中核病院を持ち、さらに複数常勤医が在籍する10の専門研修連携施設を有する、先進医療から地域医療に幅広く貢献できるバランスのとれた研修プログラムです。
研修開始後、約1ヶ月間に、眼科6領域の必須知識を専門医が分担して集中的にレクチャーします。専門研修施設群合計の手術件数は内眼手術9392件、外眼手術1728件、レーザー手術1833件という症例数豊富な環境が整っており、多彩な疾患を数多く経験し、白内障を中心とした手術を数多く執刀することができます。
グループA:地域の中核病院
※専門医2名以上、常勤医師4名以上、年間手術件数1000件以上
- 松山赤十字病院
- 愛媛県立中央病院
- 住友別子病院
- 市立宇和島病院
グループB:地域医療を担う病院
※専門医1名以上
- 鷹の子病院
- 南松山病院
- 松山市民病院
- 済生会松山病院
- 済生会西条病院
- 白井病院(香川県)

診療から学会まで、医師としての総合力を育む
愛媛大学医学部附属病院では、幅広い分野の紹介患者があり、眼科全領域の疾患を経験でき、眼科専攻医が研修すべきほぼ全ての手術を施行しています。研修方法は眼科病棟、外来をローテートし、さらに受け持ち患者の手術には助手として手術に入ります。毎週行うカンファレンスに参加し、スライドを用いて受け持ち患者の治療経過を発表するなど、疾患に対する研修のみならずプレゼンテーションの訓練も行います。
また、学会発表の機会も多く、担当専門医の指導のもと論文作成も積極的に行います。論文作成のための自己学習の環境(文献へのアクセス)も整備しています。
A Day in Residency眼科研修医の一日
月曜日・水曜日・金曜日が手術日となっており、手術に入っていないときは外来で問診をとったり、検査・処置を行ったりしています。また、夕方は専門分野毎のグループ回診、火曜日16時30分からの医局会・カンファレンスに参加します。医局会では症例検討やミニレクチャーなどで知識を深めています。
- AM 8:00

病棟回診
病棟主治医は研修医が行っており、受け持ち患者の診察を行います。
- AM 8:30

手術
受け持ち患者の手術に助手として入ります。ここで数多くの手技を見て学び、気になった点は手術後にじっくりと教えてもらいます。
- AM 9:00

新患
他病院から紹介受診した初診患者の予診をとり、その後必要な検査を自分で考え、診断・治療について上級医と相談します。

検査
研修員は外来での検査を通して、数多くの機械を使った検査を習得していきます。実際に検査機械を使うことで、検査結果のエラーなども一つの情報として解釈することができます。
- 昼休み
外来・手術の間で交代で休憩を取り、午後の仕事に備えます。
- PM 2:00

検査
外来が落ち着いてくると、入院患者の手術前・手術後の検査を行います。
- PM 5:00

回診
入院中の患者の治療方針などについて議論します。
病棟主治医はここで術後の経過・治療方針についてのプレゼンを行います。
- 緊急手術

研修医は交代で緊急手術の助手・病棟主治医にもなります。
夜の緊急手術に備えて英気を養います。
Career Paths for Women Doctors女性医師のキャリアプラン

マドンナドクター養成プロジェクト
愛媛大学附属病院では女性医師キャリア支援プログラム「マドンナドクター養成プロジェクト」が稼働しており、眼科でもこのプログラムを利用して働くシステムを採用しています。
このプログラムでは、育児などでしばらく現場を離れた女性医師が復帰できるように、フレキシブルな研修プログラムや勤務時間体制を組むことが可能となっています。また院内の保育施設では、勤務に合わせた受け入れ態勢を整えています
関連病院における時短勤務での常勤体制の導入
関連病院とも女性医師に対する支援体制を構築しており、各病院ごとで相談の上、育児期間中の当直の免除など、働きやすい環境整備に取り組んでいます。また、一部関連病院では時短勤務での常勤体制を就学児童を持つ医師にも拡大採用しています 。
マドンナドクターの声

奥嶋 奈美Okujima Nami
眼科だからできる、子育てとキャリアの両立
他大学で6年間学んだあと、初期研修のタイミングで地元である愛媛に戻ってきました。眼科手術の多くは一人の医師で完結できること、そして手術を受けた患者さんが翌日には視力を回復するケースも多く、やりがいが感じられると思ったのが、眼科を希望したきっかけでした。
市中病院に勤務していたときに第一子を出産し、産休育休を経て復帰しました。現在(2025年)、小学校と幼稚園の子供がいて、時短勤務で働いています。勤務時間は、市中病院、大学病院とその時々の状況に応じて上司と相談し、柔軟に調整してもらっています。
院内保育所にも、随分助けられています。今、下の子が病院の院内保育所でお世話になっているのですが、朝早くから預かっていただけますし、必要なときは夕食までお願いできるので、カンファレンスがある日も安心です。下の子は院内保育所と幼稚園を組み合わせた二重保育にしています。
私は時短勤務を選んでいますが、フルタイムで続けている先輩もおられます。眼科は女性医師も多いですし、子育て中の女性に対して理解と思いやりのある職場で、何か困ったことがあれば力になってくれます。眼科は、一人一人に合った働き方を選びながら、キャリアを諦めることなく、ワークライフバランスを実現しやすい診療科だと思います。

平松 友佳子HIramatsu Yukako
出産後、常勤勤務を選択
2010年に入局した当時は、子育てをしながら働く女性医師はまだ少なく、多くの方が非常勤勤務や外来診療のみを選ばれていたように思います。私は後期研修医の時に第一子を出産し、産休・育休を経て、院内保育所に子どもを預けて常勤勤務として復帰しました。常勤といっても、時間外の緊急手術や夜間対応は免除していただいたり、子どもの病気で急にお休みをいただくこともありました。それでも、上の先生方のご理解や同僚のサポートに助けられ、なんとか続けていくことができました。
「出産後も外来や手術の経験を積める体制」を整えてくださったおかげで、子育てと仕事を両立しやすい環境が広がってきていると感じています。子どもが小さかったころを振り返ると大変なことも多くありましたが、仕事を続け、専門分野を定めることができて本当に良かったと思います。私の専門はぶどう膜炎で、今後は後輩の育成にも力を注いでいきたいと考えています。
子育てに限らず、病気や家族の介護など、人生にはいろいろな局面があり、働き方を悩むことがあると思います。そのなかで眼科は、相談し、支え合い、安心して働き続けることができる科だと実感しています。
お問い合わせ
見学をご希望の方、またはお問い合わせの方は、こちらからお手続きください。
Contact

