愛媛大学医学部 眼科学教室 HOME/散瞳検査について
ここから本文です。散瞳検査について
散瞳検査とは
散瞳とはひとみが大きくなった状態のことを言います。通常、ひとみの大きさは周りが明るいか暗いかで小さくなったり、大きくなったりします。つまり、明るいところではひとみは小さくなり(縮瞳)、暗いところで、ひとみが大きくなります。散瞳検査とは、目薬(散瞳薬)でひとみを大きくして観察する検査で、眼底検査が必要な病気や、白内障など水晶体の状態を詳しく調べる必要のあるときなど、眼科ではよくする検査です。
ひとみが小さい:縮瞳

散瞳して撮影した眼底写真
糖尿病性網膜症

ひとみが大きい:散瞳
白内障の状態がよくわかります
散瞳薬を点眼すると
散瞳すると15分から30分くらい経つとひとみが大きくなってきます。そうすると光がたくさん入ってくるので、晴れた日外に出るとまぶしく感じ、視力も落ちます。また、ピントを合わせづらくなり近くの字がかすんで見えます。その間、車やバイクの運転や事務仕事、戸外での仕事などやりづらくなります。特に車やバイクの運転は事故につながるので、散瞳した日は運転しないようにしてください。それは、一般に6時間程度続きます。時間が経てば回復するので、それまでは慎重に行動してください。
散瞳が必要な病気
眼底の病気は散瞳が必要です。散瞳すると眼底の端の方まで検査することが出来ます。
視力が落ちた人、視野が欠けた人は視力低下の原因を検査するため散瞳します。
- 虫が飛んでいるように見える人(飛蚊症:詳しくはこちら)
- 糖尿病や高血圧がある人(詳しくはこちら)
- 白内障手術を予定している人(詳しくはこちら)
- 初診で視力が落ちている人
- その他
などいろいろな場合にします。
本文終わり