当科の三瀬先生と吉野先生の論文がJ Alzheimers Diseaseにアクセプトされました。アルツハイマー型認知症の主要な候補遺伝子であるAPOE遺伝子とその隣の遺伝子であるTOMM40遺伝子の発現量とメチル化率を解析しました。結果としてAPOE遺伝子には変化がなく、TOMM40遺伝子の発現は認知機能の低下と相関して低下していました。アルツハイマー型認知症のミトコンドリア機能異常のバイオマーカーとして役立つ可能性が示唆されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28984592