研修医オリエンテーションが開催されました!
4月1日に新たに1年目研修医を迎え、週末を挟んで4日間の医科・歯科合同研修医オリエンテーションが開催されました。どんな新しい環境でも言えることですが、まずは社会人、医療人として知っておくべきことや病院内でのルールを学ばなければなりません。
なお、たすきがけコースの研修医(医科プログラムで1年目を市中病院で研修して来た2年目研修医)もオリエンテーションの対象でした。病院ごとに異なるルールがあり、2年目研修医であっても学ばなければならないことがたくさんありました。
- 萬家副病院長のご挨拶の後に行われた白衣贈呈式。学生時代の臨床実習でも白衣の袖に腕を通して来た訳ですが、改めて気持ちを新たにされたことでしょう。
- 熊木センター長より、研修開始にあたっての心構えや研修センターの取り組みなどについて紹介がありました。研修医の皆さんは真剣に聴き入っておりました。
4日間かけて様々なことを座学形式で聴講し、体を動かした研修もありました。届出書類、栄養、薬剤、倫理規定、院内感染、各部署利用上のルールなど約50の内容が盛り込まれておりました。
- コロナ禍で一層注目される様になった感染対策。まずは院内感染対策看護師より、ポイントを押さえたとても分かりやすい講義をして頂きました。
- その後、感染防護服着脱の研修を受けました。着る時より脱ぐ時が注目されたこの1年。手洗い研修では蛍光塗料を塗り、感染予防の重要性を実感できました。
研修医の皆さん、お疲れ様でした。そして、各部署のスタッフの皆様、ご協力いただき誠にありがとうございました。皆様のおかげで研修医が良いスタートを切れているのではないかと思います。
- 基本的手技のトップバッターに位置付けられている採血研修では、看護師より手ほどきを受けました。学生時代にも経験があるためか、皆さん難なく成功。
- 大学病院ではコンピュータークロスマッチが中心のため、輸血まで40分程度短縮されております。しかし、1割程度である従来のクロスマッチであり、その研修を受けました。
《医科研修医の声》
・短い時間でしっかりまとめていただけていてわかりやすかった。
・研修を行う上で必要な知識を効率良く学ぶことが出来た。
・実際にシュミレータを使うことで、実技への理解度が深まった。
《歯科研修医の声》
・病院内の仕組みやルールなどを学ぶことができたし、縫合の練習など実際に専門の先生から学べてよかった。