気管挿管ハンズオンセミナー(2021年度第2弾)が開催されました!
9月3日に研修医4名(2年目1名、1年目3名)を対象に気管挿管ハンズオンセミナー(2021年度第2弾)が開催されました。
まずは恒例のセンター長による研修医各自の経験確認。続いて、ホワイドボード上に図示しながらの動画鑑賞。そして、いよいよ実践!4人が順番に主役、アシスト役、声がけ役、器具確認役を経験しました。参加者のうち2名は他病院からの研修医でした。総合臨床研修センターでは、大学病院で研修中の研修医のみならず、希望のある研修医に門戸を開放しております。
- ホワイドボードに図示し始めたセンター長の話に真剣に聞き入る研修医。
- 注意点を解説しながら、センター長がデモンストレーション。
- 研修医同士で器具を確認。
- 研修医が順番に実践。手つきが良くなっている2回目参加のA先生。アシストの準備も万全のO先生。
≪参加した研修医の声①≫
気管挿管ハンズオンセミナーにて、気道管理トレーナを用いて、実際に気管挿管をシュミレーションしました。気管挿管のシュミレーションの前には解剖学的位置関係も学び、イメージしながら、シュミレーションすることができました。実際にしてみると、難しい所がどこかや、それに対する対応の仕方など学びが深まりました。また、ハンズオンセミナーに参加している他の研修医のやり方も見て、ここはこうした方がいいんだなどお互いに手技の仕方を工夫でき、楽しく知識を共有できました。また、ハンズオンセミナーに参加したいと思います。ありがとうございました。
≪参加した研修医の声②≫
実際に気管挿管を患者さんに対して自分が行う場面になる前に、手技をしっかりと理解しておきたいと思い参加させていただきました。
始めに手技を行う際のポイントとなる解剖学的な知識を教えていただきました。喉頭蓋を挙上する際に重要となる喉頭蓋谷の位置関係について詳しく教えていただきました。
続いて、シュミレータを用いて実際の手技に関するレクチャーを受けました。気管挿管時に必要な道具が揃っているか、喉頭鏡のライトの確認や気管チューブのカフが膨らむかの確認等事前に点検するところから丁寧に教えていただきました。その後、気管挿管の手技の流れをシュミレータを用いてポイントを適切に指摘していただきながら教えていただきました。最後に、シュミレータを用いて実際に気管挿管をさせていただくことになり、何回かさせていただくことでコツを掴んで、気管挿管の一連の流れをできるようになりました。手技は何度も繰り返して上達していくと思うので、実際の患者さんに行うまでに、今後もシュミレータを利用させていただいて繰り返し練習を行っていければと思います。
写真(この部屋は耳鼻咽喉科・眼科が主体)に写っております様に、総合臨床研修センターでは様々なシミュレータを準備しており、利用を希望する場合には申し出て下さい。