PICCハンズオンセミナー(2021年度第2弾)が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

PICCハンズオンセミナー(2021年度第2弾)が開催されました!

研修医4名(2年目2名、1年目2名)を対象にPICCハンズオンセミナー(2021年度第2弾)が開催され、講師は何と実際にPICCを経験したことのないセンター長でした。しかし、センター長は肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術などの経験が豊富であり、カテーテルやガイドワイヤーの操作は似通っているため、第1弾に参加できなかった研修医のために開催されました。第1弾の宮崎幸大先生と同じステップで、まずは穿刺の対象となる静脈の走行に関して解説を行いました。それをシミュレータで確認し、研修医もそれに続きました。最後に、それぞれの静脈の走行を確認。

≪研修医の声①≫
PICCハンズオンセミナーに参加して、臨床の現場に近い手技の練習ができたと思います。PICCの道具や、挿入の仕方、どこまで挿入するのかの指導を受けてとても勉強になりました。特にエコーを用いて血管を描出しながら、穿刺する針の写し方、血管に穿刺する感覚が身につけることが出来てとても為になりました。今後もこのようなシュミレータを用いて、侵襲性のある処置や手技の練習を積極的にしていきたいと思いました。

≪研修医の声②≫
私は今回初めてPICCハンズオンセミナーに参加させていただきました。研修医1年目ですが、これまでに臨床の場でPICC挿入を何度か経験させてもらいました。ただ、そのときは指導医がそばについてくださって丁寧に手技を指導してくださったので、次の機会に一人ですべての手技をできるかについては自信がありませんでした。今回このセミナーでは、血管選びや、エコーの上手な当て方、穿刺針の刺入のポイントなど細かいことろまで教えてくださって、とても勉強になりました。このような機会を設けてくださってありがとうございました。今回習ったことを臨床で活かしていきたいと思っておりますし、このようなハンズオンセミナーで自分自身が手技をするだけでなく、他の研修医や学生を指導することでも勉強になるのではと考えています。また開催される際には参加させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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