「令和2年度愛媛大学医学部附属病院研修医オリエンテーション」を開催しました。
令和2年度プログラムの医科研修医、歯科研修医向けのオリエンテーションを4月1日(水)〜6日(月)の4日間行いました。例年は愛媛大学のみならず、愛媛県内初期臨床研修指定病院の研修医にも参加していただいておりました。しかし、今回は新型コロナウイルスの影響もあり、少人数、日数短縮版での開催となりました。
初日に、杉山隆副病院長(産婦人科教授)から初期研修医を代表してA先生へ白衣が授与されました(例年は全員に授与)。熊木天児センター長からは、医師としてだけではなく、医療人の一員、そして社会人の一員であることを自覚して研鑽を積んで欲しい旨の挨拶がありました。両者とも新型コロナウイルスの影響で開催されなかった卒業式や謝恩会などに触れ、「卒業、そして国家試験合格おめでとうございます」との祝辞が冒頭でありました。
その後、医科研修医と歯科研修医が、各部署からのオリエンテーションを受講しました。そして、採血実習や縫合実習、クロスマッチ試験など、今後直ぐに役立つ手技実習を研修医同士の親睦を深めながら実習しました。また、放射線業務に携わるための必修講習、救急科指導医のご協力のもとBLS実習も行いました。4日間のオリエンテーションを通じ、これから医師としての第一歩を踏み出すために充実した研修となりました。
初期研修1年目のT先生からは以下の通り、率直なコメントを頂きました。
『昨年までは、県内の病院と合同でオリエンテーションを実施していたと聞いておりましたが、コロナウイルスの影響があり、当院研修医のみでの開催となりました。縮小されてさみしく感じましたが、少人数だった分、細やかなご指導や説明をしてくださり、かえってとても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。』
共に医療現場に従事するスタッフとして、研修医の皆さんがこれから活躍されることを期待しています。研修医の皆さんは心身ともに健康であることに留意しながら、のびのびと研修して下さい。総合臨床研修センターでは、研修医の育成に繋がる運営に努めて参ります!