愛媛大学医学部附属病院 総合診療サポートセンター

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あいだい体操

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あいだい体操とは

入院前からできるあいだい体操

当院では総合診療サポートセンターを中心として入院関連機能障害(Hospitalization-Associated Disability:HAD)予防対策をすすめており、『あいだい体操』を考案しました。HADを発症するリスクが高いと判断された患者さんに対して、早期にリハビリを実施することによってHADを予防し、患者さんが円滑に退院後の生活に移行できることを目的としています。
HADは全入院患者の30~40%に発生するとも言われていますが、HADがいったん発生すると元に戻るのは決して容易ではありません。したがってHADの発症を積極的に予防することが大切です。

あいだい体操の効果

入院生活による安静臥床により筋力は低下しやすくなります。筋力が低下すると足腰が弱くなったり、バランスを保ちにくくなり転びやすくなります。あいだい体操は筋力やバランスを保つために行う運動です。 また、入院中だけではなく自宅でも続けて行うことで筋力維持につながります。

あいだい体操のご紹介

基本のプログラム

座ってできる体操、立ってできる体操、頭のトレーニングで構成されています。

基本のプログラム

呼吸筋の運動プログラム

手術や臥床により呼吸の筋肉や機能が低下し、息切れや肺炎などを引き起こすことがあります。呼吸筋の運動をすることで息切れや呼吸の困難感を軽減する効果が期待できます。

呼吸筋の運動プログラム

口腔・嚥下の運動プログラム

呼吸や身体機能の低下に伴い嚥下(飲み込む)機能も低下し誤嚥による肺炎を引き起こすことがあります。嚥下体操は嚥下器官の筋力強化による誤嚥防止だけでなく発音をよくする、唾液を出しやすくする効果が期待できます。

嚥下体操(口腔・嚥下の運動プログラム)

あいだい体操の動画

体操の様子

一般病棟では1日1、2回、デイルームに集まってあいだい体操をおこなっています。
※入院中は床頭台のテレビでいつでもあいだい体操を見ることができます。(無料)

※あいだい体操のパンフレットをご希望の方は、総合診療サポートセンター(総合受付⑥)までお越しください。(郵送はできません)

愛媛大学医学部附属病院 総合診療サポートセンター

〒791-0204 愛媛県東温市志津川

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