就労移行支援事業について

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愛媛県発達障がい専門医療機関ネットワーク構築事業HPの管理人です。

本日が初投稿になるのですが、こちらのページではお知らせとして、イベントの告知や勉強会の振り返り、または雑記を書かせていただきます。

2021年6月24日木曜は、基幹病院である愛媛大学医学部附属病院子どものこころセンターの定例勉強会です。

今回の勉強会は

「就労移行支援事業について」

です。

成人期の発達障がいについては、精神科では特に関わることが多く、大切なトピックスです。

今回は就労移行支援事業所ウェルビーの担当様にご来院いただき、講義をしていただきました。

ネットワークに参加いただいている関連病院の方々との連携構築のために、Zoom配信して勉強会を行いました。

ウェルビーさんは全国に展開されている就労移行支援事業所で、愛媛県にも2018年に設立されました。

就労移行支援は2年間の限定で、障害者の就労支援や金連、職場実習や就労活動のサポートを行っています。

ウェルビーさんは職場定着支援を行っているのが特徴であり、障害の中でも発達障がいは職場定着率がよいという結果がでているようです。

医療現場だけの経験だと、就労移行支援と就労継続支援の違いがよくわからなかったり、就労に関しては患者さんからの報告を聞くだけになってしまうことってないでしょうか?

発達障がいの方の課題はライフステージによって異なりますが、就職というのは大きなターニングポイントになります。

発達障がいの専門家としては、これから社会に巣立つ発達障がいの方も多く診察する機会があることからも、障害者就労に関する仕組みや実際の事例などを知ることができ、有意義な勉強会になりました。

 

令和3年6月勉強会

勉強会の様子です。