2022年度第1回学習会を実施しました

2022年4月19日に愛媛県発達障がい専門医療機関ネットワーク構築事業において、今年度第1回となる学習会を実施しました。

学習会の趣旨としては、県内の医療機関の連携を強化し、発達障がいの診断や治療を円滑とすることです。

現在ネットワーク構築事業に参加の医療機関はこのホームページに公表を希望されない医療機関もたくさんありますので、県内の相当数の医療機関が参加しております。

このような中、まずは発達障がいの診療を非常にたくさんされている松山市民病院の副院長であり、小児科医師である重見律子先生に講演をお願いし、了承していただきました。

題名は『発達障がいに小児科医ができること』でした。

内容としましては、発達障がいをたくさん診療するに至った経緯や、小児科医ならではの発達障がいの診察について、診療するにあたって感じること、ご自身が立ち上げた症例検討会や愛媛県小児科医会での発達支援委員会について、精神科医との連携などを40分の持ち時間たっぷりお話していただきました。

Webのみでの開催であり、平日の夜という中でしたが、司会と演者を含め24人参加者がありました。

重見先生が診療されているエリアは松山市であります。県庁所在地である松山市は子供の数も多く、やはり診療の機会も多くなると思います。また、松山市は医療機関も多いため、連携はまだしやすいのかもしれませんが、東予や南予の現状を今後は知りたくなりました。

さて、ネットワーク構築事業では医療機関の連携はもちろんですが、個々の医療機関が勉強の機会を増やすことも一つの目的であります。参画したい医療機関がありましたら、当方まで連絡いただければ幸いです。