患者さまへ

  • HOME
  • お知らせ
  • 患者さまへ
  • 生体部分肝移植術患者における術後早期の心筋障害の発生と脳性ナトリウム利尿ペプチドの関係

生体部分肝移植術患者における術後早期の心筋障害の発生と脳性ナトリウム利尿ペプチドの関係

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。この研究は、愛媛大学医学部附属病院の臨床研究倫理審査委員会での審査・承認、病院長の許可を受けて実施しております。

今回の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で行った検査のデータを使用します。

研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテの情報や検査データを利用することにご了解いただけない方は、以下のお問い合わせ先までご連絡下さい。

研究課題名

生体部分肝移植術患者における術後早期の心筋障害の発生と脳性ナトリウム利尿ペプチドの関係

研究機関名

愛媛大学附属病院

資料・情報の提供を行う研究機関の長

愛媛大学医学部附属病院 病院長 杉山 隆

(資料・情報の提供元の管理責任者)

研究責任者

集中治療部・部長 高崎 康史

研究期間

研究機関の長の許可日 ~ 2024年 12月 31日

対象

2018年1月から2023年12月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち生体部分肝移植術を受けた患者さん

利用する資料・情報等

利用するカルテ情報

性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等

研究の概要

非心臓手術後患者での術後の心筋障害の発生は約18%であり、術後に心筋障害を起こすと術後30日以内の死亡率が有意に高くなると報告されてます。

生体部分肝移植術は、手術時間は長くて出血量も多く、またグラフト再灌流などの特殊なイベントがあり他の非心臓手術とは周術期の経過が大きく変わってくると思われますが、現在のところ生体部分肝移植術に特化した心筋障害の報告は多くありません。

本研究の目的は、生体部分肝移植術における術後心筋障害の発生の特徴と術後合併症の関係やまた心血管合併症の予測の重要なバイオマーカである脳性ナトリウム利尿ペプチと心筋障害との相関関係をみることです。

個人情報の取扱い

収集した資料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を削除いたします。患者さんを特定するための情報(対応表)は、院内で個人情報管理者が厳重に保管いたします。そのため個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。

また、保管される資料・情報を新たな研究に利用する場合は、新たな研究として倫理審査委員会に申請し、承認されてから利用いたします。なお、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

お問い合わせ先

愛媛大学医学部附属病院集中治療部 高崎 康史

791-0295 愛媛県東温市志津川454

Tel: 089-960-5719