トラネキサム酸の術後単回投与の、成人心臓・胸部大血管手術後の脳梗塞の発生に対する後方視的検討
お知らせ
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんお一人お一人から直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。
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研究課題名
トラネキサム酸の術後単回投与の、成人心臓・胸部大血管手術後の脳梗塞の発生に対する後方視的検討
研究機関
愛媛大学医学部附属病院 麻酔科
研究責任者
関谷慶介
研究代表者
長櫓巧(愛媛大学医学部附属病院麻酔科 教授)
研究の目的
抗線溶薬のトラネキサム酸(TXA)は添付文書上、術後の異常出血に適応があります。しかし手術患者に対するTXA使用の、塞栓発生率や死亡率に関してはいまだ十分な研究はされていません。心臓・胸部大血管手術後の脳梗塞や塞栓発生に関して、TXAの影響を検討することにしました。
研究の方法
(対象となる患者さん)2012年2月?2014年2月に愛媛大学医学部附属病院で行った成人心臓・胸部大血管手術症例。
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等
個人情報の取り扱い
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
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問い合わせ先
愛媛大学医学部附属病院 麻酔・周術期学教室 関谷慶介
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5383