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感染性重症DICにおけるリコンビナントトロンボモジュリンとアンチトロンビン製剤の併用効果の検討

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。当科でも今回示します以下の臨床研究は、通常の診療で得られた過去の検査データや記録を使用することによって行うものです。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんお一人お一人から直接同意を得ることが難しい場合には、研究内容の情報を公開することが必要とされております。

この研究に関して詳しく内容を知りたい方や、カルテを利用する事をご了解頂けない方は、下記の「問い合わせ先」へご連絡ください。

研究課題名

感染性重症DICにおけるリコンビナントトロンボモジュリンとアンチトロンビン製剤の併用効果の検討

研究機関

愛媛大学医学部附属病院 麻酔・周術期学講座

研究責任者

池宗 啓蔵(集中治療部 講師)

研究の目的

過去に受診された感染播種性汎血管内凝固症候群の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、治療方法や有効性について評価する研究を行うことといたしました。この研究は感染播種性汎血管内凝固症候群における有効な治療方法の検討を目的としたものであり、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。

研究の方法

(対象となる患者さん)2009年9月から2019年3月の間に集中治療室に入室し「成人感染性重症DIC」として加療を受けたの患者さん。このうちリコンビナントトロンボモジュリンもしくはアンチトロンビン製剤の投与を受けた成人。

(利用するカルテ情報)
28日後生存率、人工呼吸管理日数、ICU滞在日数、SOFA-CNS score (Sequential Organ Failure Assessment score without Glasgow coma scale)、急性期DICスコア、血液止血検査結果(血小板数、PT-INR、FDP、フィブリノゲン、AT活性値、TAT、PICなど)。
患者性別、体重、身長、年齢、性別、原疾患、併存症、感染部位、DICに関する他の治療薬剤、輸血量、持続濾過透析の使用の有無など。

個人情報の取り扱い

収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

さらに詳しい研究の方法をお知りになりたい場合は、「お問い合わせ先」までご連絡ください。他の患者さんの個人情報や知的財産保護等に支障がない範囲でお伝えいたします。
また、この研究の対象となられる方で「ご自身の診療録(カルテ)は除外してほしい」と望まれる方は下記お問い合わせ先までご連絡下さい。

問い合わせ先

愛媛大学医学部附属病院麻酔・周術期学講座 集中治療部所属 池宗 啓蔵
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5383