消化器癌手術における術後感染症が癌予後に与える影響の多施設共同調査 |
2013年4月1日から2015年3月31日までに消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、胆道癌、膵臓癌)のために根治手術を受けた患者さん |
研究協力のお願い
当科では「消化器癌手術における術後感染症が癌予後に与える影響の多施設共同調査」という研究を倫理委員会の承認並びに施設長の許可のもと、倫理指針及び法令を遵守して行います。この研究は、他の研究機関との共同研究として、2013年4月1日より2015年3月31日までに愛媛大学医学部附属病院消化器外科にて、消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、胆道癌、膵臓癌)のために根治手術を受けられた患者さんの術後感染症と予後を調査する研究で、研究目的や研究方法は以下の通りです。本調査で用いた情報は、共同研究機関へ提供させていただきます。直接のご同意はいただかずに、医局および臨床研究支援センターのホームページによる掲載をもって実施いたします。皆様方におかれましては研究の主旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。この研究へのご参加を希望されない場合、途中からご参加取りやめを希望される場合、また、研究資料の閲覧・開示、個人情報の取り扱い、その他研究に関するご質問は下記の問い合わせ先へご連絡下さい。 |
(1)研究の概要について
研究課題名:消化器癌手術における術後感染症が癌予後に与える影響の多施設共同調査
研究期間:研究実施許可日~2021年11月30日 当院における研究責任者:愛媛大学医学部附属病院 消化器外科 菊池 聡 |
(2)研究の意義、目的について
消化器癌術後感染症の発症が癌再発と予後に与える影響,術後感染症の種類や重症度の予後への影響を明らかにすること,予後を悪化させる因子の同定を本研究の目的といたします。本研究により術後感染症の発症が予後を悪化させること,予後悪化に関係する因子が同定されれば,手術手技,周術期管理の改善から将来的に消化器癌の治療成績の向上につながる可能性があります。 |
(3)研究の方法について(研究に用いる試料・情報の種類および外部機関への提供について)
2013年4月1日より2015年3月31日までに愛媛大学医学部附属病院消化器外科にて消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、胆道癌、膵臓癌)のために根治手術を受けられた患者さんについて、以下の試料・情報を収集、使用いたします。
試料:なし。 情報:年齢,性別,BMI,腫瘍マーカー,手術内容,抗癌剤,放射線治療,術後感染症発症の有無,感染症の起炎菌,癌再発の有無等 これらの試料・情報は、研究代表機関である日本外科感染症学会 臨床研究支援委員会事務局へ提供されます。これらの医療情報は、対応表を用いて匿名化されセキュリティ管理された愛媛大学医学部附属病院消化器外科医局内のパソコンに保管します。情報の入ったデータファイルには研究責任者のみが知るパスワードを設定し、個人が特定されないデータファイルを電子メール上に添付する形で提供されます。各研究機関から収集された情報を用いて、研究グループが統計解析し、術後感染症と予後についての検討を行います。 |
(4)共同研究機関(試料・情報を利用する者の範囲および試料・情報の管理について責任を有する者)
研究代表機関:日本外科感染症学会 臨床研究支援委員会
研究全体の責任者:日本医科大学多摩永山病院 感染制御部 准教授 丸山 弘 その他の共同研究機関:日本医科大学千葉北総病院外科,日本医科大学武蔵小杉病院外科,広島大学病院外科,大阪市立十三病院外科,長浜赤十字病院外科,防衛医科大学感染制御室,マツダ病院外科,東邦大学大橋病院外科,順天堂大学外科 |
(5)個人情報保護について
研究にあたっては、個人を直接特定できる情報は使用いたしません。また、研究発表時にも個人情報は使用いたしません。その他、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)」および「同・倫理指針ガイダンス」に則り、個人情報の保護に努めます。 |
(6)研究成果の公表について
この研究成果は学会発表、学術雑誌などで公表いたします。 |
(7)当院における問い合わせ等の連絡先
〈資料・情報の管理責任者〉
愛媛大学医学部附属病院 消化器外科 講師 菊池 聡 〒791-0204 愛媛県東温市志津川 愛媛大学医学部附属病院 消化器腫瘍外科 電話番号:089-964-5975(消化器外科医局)
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