愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

お知らせ

令和8年度【愛媛県】医学生向けサマーセミナー・地域医療実習を開催します!!

愛媛県の地域医療に興味をお持ちの全国の医学生を対象に、
医学生向けサマーセミナーと地域医療実習を以下のとおり開催します!!

「県外医学生」の方には、参加時の居住地から愛媛県までの旅費(交通費のみ)を支給します!
※支給される旅費は原則鉄道賃で算出します。ご了承ください。

夏休みを利用して、愛媛県の地域医療について学び、体験してみましょう♪
募集要領はこちらから ご確認ください。

◆愛媛県医学生サマーセミナーについて

ー 日 時 ー
   2026年8月22日(土) 13:00 ~ 17:00
   ※受付開始時間:12:30 ~

ー   会 場  ー
 〒790-8570 愛媛県松山市一番町4丁目4−2
 愛媛県庁 第2別館 10階 1005~1007会議室

ー 内 容 -
  ・研修医報告(自治医科大学・愛媛大学地域枠医学生)
  ・ワークショップ
  ・地域医療の現状の紹介(病院・行政)

<注意事項>

① サマーセミナーの詳細は、お申込時にご登録いただいたメールアドレスに後日送信します。
 「@ehime-u.ac.jp」からのメールを受信できるように設定してください。

②県外医学生には、居住地から愛媛県までの旅費(交通費のみ)を原則鉄道運賃に基づき支給します。
(旅費申請手続につきましては対象者に別途ご案内します。)

ー 申込方法 ー
   次の申込フォームから、必要事項をご入力ください。
 ★サマーセミナー申込フォーム:https://forms.gle/RcH9C2o9p9mKgAa27

 

◆愛媛県地域医療実習について ※病院都合により日程の変更・中止になる場合があります。

ー 内 容 ー 
愛媛県の地域医療の現場を実際に体験してもらうため、県内市町の公立病院・診療所で地域医療実習を開催します。
以下の下記医療実習実施病院の「参考資料」から実習詳細をご確認の上、ぜひお申し込みください!

<注意事項>
①原則として実習先までの「県内移動」の交通費、実習期間中の食事代、宿泊費は原則自己負担となります。
②実習期間中は、任意の損害賠償保険(自己負担)に加入してください。
③実習後は、レポートの提出が必要です。様式は実習先決定後に送付します。
④県外医学生には、居住地から愛媛県までの旅費(交通費のみ)を原則鉄道運賃に基づき支給します。
(旅費申請手続につきましては対象者に別途ご案内します。)

ー 申込方法 ー
次の申込フォームから、必要事項をご入力ください。
 ★地域医療実習申込フォーム:https://forms.gle/x9w91BzA1NK83YcM9
    ※締切:実習希望日の2週間前まで

ー(参照)地域医療実習実施病院 ー

病院名 所在地 実習可能時期 参考資料
 市立宇和島病院  宇和島市御殿町1-1  9/1~9/30(1泊2日)
 ※他の時期要相談
市立宇和島病院
 西予市立西予市民病院  西予市宇和町永長147-1  8/1~9/30(1泊2日) 西予市民病院
 松野町国民健康保険中央診療所  北宇和郡松野町大字延野々1406-4  9/1~9/30(1泊2日) 中央診療所
 市立大洲病院  大洲市西大洲甲570  8/1~9/30(1泊2日) 市立大洲病院
 西条市立周桑病院  西条市壬生川131番地  8/1~8/30(1日)
 ※なるべく火・木曜日
周桑病院

 

サマーセミナー・地域医療実習2026(ポスター)

掲載日:2026年06月05日

愛なび(県外で学ぶ医学生のための愛媛県基幹型臨床研修病院説明会)を開催します!

愛媛大学医学部附属病院と愛媛県では、県外で学ぶ医学生を対象に、愛媛県内の基幹型臨床研修病院による臨床研修プログラム説明会を下記のとおり開催いたします!
愛媛県内の臨床研修病院をまとめて知ることができる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

★県外医学生(3~5年生)の皆さまへ(旅費支給について)★
 県外医学生で、夏休み期間中(8月)に下記病院の病院見学を実施された場合
 愛なび参加に係る旅費(居住地から愛媛県までの往復交通費)を支給します。
 ※旅費は鉄道計算による往復交通費のみの支給となります。あらかじめご了承ください。

【愛なび(県外で学ぶ医学生のための愛媛県基幹型臨床研修病院説明会)2026】

ー 日 時 ー
   2026年8月23(日) 10:00 ~ 14:10
   ※受付開始時間:9:30 ~

ー   会 場  ー
 〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
 愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

ー   対 象  ー
 県外医学生3~5年生
 ※愛媛大学医学部生も歓迎!

ー プログラム内容 -
 ・開会挨拶
 ・愛媛県内17病院 全体説明
 ・ランチョンセミナー
 ・シミュレータ体験
 ・個別説明会 
 ・閉会挨拶、アンケート回答

ー 参加予定病院 ー
 *愛媛大学医学部附属病院
 *愛媛県立中央病院
 *松山赤十字病院
 *松山市民病院
 *済生会松山病院
 *市立宇和島病院
 *愛媛労災病院
 *済生会西条病院
 *済生会今治病院
 *愛媛県立今治病院
 *愛媛生協病院
 *市立八幡浜総合病院
  参考(愛媛県内臨床研修病院):https://www.pref.ehime.jp/page/4290.html

<注意事項>
① 当日の詳細につきましては、お申込み時にご登録いただいたメールアドレスへご連絡します。
   「@ehime-u.ac.jp」からのメールを受信できるよう、あらかじめ設定をお願いします。
② 県外医学生が旅費支給を希望される場合は、夏休み期間中(8月中)に対象病院での病院見学が必要です。
  病院見学にあたっては、希望病院へ当センターから個人情報を提供し、見学日程等の詳細な調整は各病院と直接
  行っていただきます。

ー 申込方法 ー
   次の申込フォームから、必要事項をご入力ください。
 ※申込期限:7/21(火)
 ★愛なび(県外医学生向け)申込:https://forms.cloud.microsoft/r/5HJk9VM6Au

ー ポスター ー

 

掲載日:2026年06月05日

専門医ナビ愛媛-愛媛県専門研修プログラム説明会-を開催しました。【2026年5月22日(金)】

令和8年5月22日(金)、専門医ナビ愛媛-愛媛県専門研修プログラム説明会-を開催しました。

 本説明会は、愛媛県、愛媛県医師会共催のもと、専門研修基幹施設の各プログラム担当者から、研修医に対し、各プログラムの紹介および研修内容の説明を行うことで、愛媛県内での専門研修プログラムを選ぶ際の参考としてもらうことを目的に実施しているものです。

 今年度開催から、県外所属の研修医も対象としており、県外所属の方も含む、多くの研修医に参加いただきました。

 会場では、熱心にプログラムの魅力を語る説明者とそれに聞き入る研修医との間で、活発な情報提供・収集がなされ、盛況のうちにイベントを終えることができました。この説明会をきっかけに、愛媛県での専門研修を選んでくださる先生が一人でも増えてくだされば幸いです。

 当センターでは、今後も愛媛県、愛媛県医師会および県内の研修病院と連携しながら、愛媛県内での専門研修・初期研修や地域医療の魅力を発信してまいります。

研修医の皆さんも、ぜひ定期的にホームページをチェックしてください!

掲載日:2026年06月01日

第28回地域病院見学バスツアーを実施しました。【2026年5月15日(金)】

 令和8年5月15日(金)、医学部附属病院地域医療支援センター主催『第28回地域病院見学バスツアー(東予)』を実施しました

地域医療支援センターでは、医学生を対象に地域医療見学バスツアーを実施しています。早い段階で地域医療の実情に触れることで、地域における各病院の取り組みや役割を学ぶ機会を設けています。

 今回の病院見学では、東予地区の2病院を訪問し、医学科1~3年生計9人が参加しました。往路の車中では、田口助教から東予地区の地域の魅力や医療圏についての説明を行い、これから訪問する市町の医療圏や病院について簡単に説明を行いました。

 最初に訪問した十全総合病院では、はじめに中村 寿 病院長よりご挨拶をいただきました。院長は「大学病院で高度医療に携わった後、地域医療に出て大きなギャップを感じた。地域医療では若い医師が主体的に患者と向き合う姿勢が求められる。十全総合病院は、地域の生活を支える病院として、一次・二次救急、かかりつけ医機能を担っている」と語られました。

 続いて、初期研修医の先生方から研修の実際について紹介があり、「症例数が多く、若手とベテランが一緒に学べる環境であり、学生のうちに気軽に見学に来てほしい。地域で働く医師とのつながりが今も続いている。」 と学生目線の温かいメッセージが伝えられました。
 その後は2班に分かれ、
  ・内視鏡シミュレータ体験
  ・超音波エコー体験 を行いました。
 実際の手技を体験した学生たちは「初めてなのに見えた!難しいけれど面白い」と笑顔で取り組み、実習室は終始活気にあふれていました。

 次に訪問した西条市立周桑病院では、雁木 淳一 病院長より、同院の成り立ちや地域医療の現状についてお話しいただきました。その中で「この病院でしか治せない病気はないが、この病院にしか来られない患者さんがいる」という言葉が印象的に語られ、高齢者が多い地域において、地域に根ざした医療を提供する使命について強い想いが示されました。

 続いて八木 大 医局長より、地域の疾病構造や救急体制、超音波検査の重要性などについてご説明があり、地域で多い疾患の特徴や、超音波検査が“現代の聴診器”として欠かせない技術であることを、熱意を込めて解説されました。
 その後は2班に分かれ、
  ・シミュレータを用いた採血実習
  ・腹部エコー体験 を行いました。
 エコー実習では、臓器を実際に描出しながら、臨床に直結する指導が続き、学生たちは真剣な表情で取り組んでいました。採血実習では、ベテラン看護師から実際の現場での注意点などを教わり、学生たちは理解を深めながら、積極的に質問を重ねていました。

 今回の病院見学で、参加生からは「貴重な経験をできて楽しかった。」「実際に病院で働いている先生から地域医療の特性についてよく知ることができた。」「採血など、今までしたことがない体験をすることをできた。」などの意見があり、満足度では、全員が「有意義だった」との回答が寄せられ、非常に好評でした。

 当センターでは、今後も県内各地の地域病院見学の企画・実施に努め、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいります。

掲載日:2026年05月21日

愛大生向け愛なび-愛媛県基幹型臨床研修病院説明会-を開催しました。【2026年5月13日(水)】

令和8年5月13日(水)、愛媛大学生向け『愛なび-愛媛県基幹型臨床研修病院説明会-』を開催しました

 本説明会は、愛媛県内の基幹型臨床研修病院の担当者から、愛媛大学医学部医学科5年生に対し、各病院の紹介および研修内容の説明を行うことで、愛媛県内での卒後臨床研修に興味を持ってもらうとともに、研修病院を選ぶ際の参考としてもらうことを目的に実施しているものです。

はじめに、熊木天児総合臨床研修センター長より「研修病院は医学生のどこを見ているのか?」をテーマに臨床研修制度に関する説明会を行っていただきました。

その後、愛媛県内の基幹型臨床研修病院17病院にご参加いただき、各病院から参加学生に向けて4分間のPRを実施したのち、ブース形式による個別説明会を行いました。

個別説明会では、研修医の先生方の話に学生が熱心に耳を傾け、関心のある病院でどのような研修が受けられるのかについて、積極的に情報収集を行っていました。

当センターでは、今後も愛媛県医療対策課および県内の基幹型臨床研修病院と連携しながら、医学生に対して愛媛県内での初期研修や地域医療の魅力を発信してまいります。

 学生の皆さんも、ぜひ定期的にホームページをチェックしてください!

掲載日:2026年05月20日

「愛媛県キャリア形成プログラム」改定しました【令和7年10月】

本キャリア形成プログラムは、医療法第30条の23第2項第1号及び第30条の25第1項第5号に基づき策定するものである。
本キャリア形成プログラムは、地域医療へ貢献する意思を有する医学生に対して地域医療に対する意識の涵養を図り、学生の期間を通じて、地域医療に貢献するキャリアを描けるように支援することを目的としている
※尚、医学生を対象とした計画を「キャリア形成卒前支援プラン」といい、当プランにおいて策定した地域医療に関する実習や講義などを「卒前支援プロジェクト」という。
本キャリア形成プログラムは、本県内の地域枠医師等が将来、医師として県内で地域医療に従事するに当たり、卒後年数に応じたキャリア形成を図り、地域医療貢献期間満了後も本県の地域医療を支える担い手として定着し活躍できるよう、関係機関の協力のもと、育成を図ることを目的としている。

愛媛県キャリア形成プログラム

掲載日:2025年10月23日

第25回地域病院見学バスツアーを実施しました【令和7年5月16日(金)】

 令和7年5月16日(金)に医学部附属病院地域医療支援センター主催で第25回地域病院見学バスツアー(東予)が実施されました

 地域医療支援センターでは、医学生を対象に地域医療見学バスツアーを実施しています。早い段階で地域医療の実情に触れることで、地域における各病院の取り組みや役割を学ぶ機会を設けています。

 今回の病院見学では、新居浜医療圏の2病院を訪問し、医学科1~4年生計11人が参加しました。往路の車中では、田口助教から新居浜市の地域の魅力や医療圏についての説明を行い、これから訪問する市町の医療圏や病院について簡単に説明を行いました。

 最初に訪問した愛媛労災病院では、木戸健司 院長より病院の沿革や概要についてご説明いただいた後、同院内科専攻医3年目の佐伯ゆい先生から、愛媛労災病院ならではの特徴や取り組み、地域密着型病院としての役割についてお話を伺いました。

 その後、病棟、薬剤部、放射線部、外来などを見学し、各部署の職員の皆様から丁寧な解説をいただきながら、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

 次に訪問した住友別子病院では、加藤勤 副病院長より病院の沿革や概要のほか、がん治療拠点病院としての設備の充実、急性期医療を担う中核病院としての取り組みをご紹介いただきました。

 見学では、PET-CT、3テスラMRI、IMRT、DSAカテーテルなど最先端の画像診断・放射線治療機器の解説を受け、医療技術の進歩と安全な高度医療提供の実際に触れる機会となりました。

 また、超音波診断装置(エコー)を用いた体験実習も行われ、学生たちは映し出される血管や心臓弁の動きを自らの手で確認しながら、正確な画像が得られた瞬間には笑顔を見せていました。

 1年目初期研修医との座談会も実施され、和やかな雰囲気のなか活発な意見交換が行われました。

 今回の病院見学で、参加学生からは「将来のイメージが湧いた」「地域医療の現状を理解できた」「医学科生としての立場を再自覚した」などの意見があり、満足度では、全員が「とても良かった」「良かった」との回答が寄せられ、非常に好評でした。

 当センターでは、今後も県内各地の地域病院見学の企画・実施に努め、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいります。

掲載日:2025年06月03日

第24回地域病院見学バスツアーを実施しました【令和6年11月11日(月)】

 令和6年11月11日(月)に医学部附属病院地域医療支援センター主催で第24回地域病院見学バスツアー(東予)が実施されました

 地域医療支援センターでは、将来、地域医療を担う医師を志す医学生に地域における各病院の取り組みや役割を学ぶ機会を設けています。訪問先病院で院内見学や実習を通して、早い段階から地域医療を実感できる有意義なプログラムを提供しています。
 今回は新居浜・西条の3病院を、医学科1~4年生計10名参加で訪問しました。往路の車中では田口助教から、地域の魅力やこれから訪問する市町の医療圏や病院について説明を受けました。

 愛媛県立新居浜病院では、堀内院長から病院の概要や新居浜市について説明がありました。県立新居浜病院は外来や検査機能を1階に集約するなど、フロアーごとに機能を分けて設計していることや大きな地震でも震度7までは建物が揺れない免振構造であることなどを伺い、病院内を見学しました。屋上ヘリポートは主に搬送用で県立中央病院まで15分で搬送可能であり、地上ヘリポートは搬送されてきた患者をかかりつけの他院へも救急搬送できるように利用していると説明を受けました。産婦人科では年間300例もの分娩を扱っており、かなりの割合で帝王切開手術を行っていて重要な役割を果たしていると伺いました。その後、医学生10名は3班に分かれ、エコー検査・内視鏡検査・骨折の創外固定の体験実習を行いました。初めての体験に四苦八苦しながらも、熱心な指導を受け真剣に実習に取り組みました。

 

 済生会西条病院では、臨床研修プログラム責任者である鳥巣内科部長から、昨年度より基幹型臨床研修病院となったプログラムについて説明を受けました。続いて、西条市健康医療推進課の續木主査から西条市の魅力と医療提供体制についての説明を受け、小児科の二次救急は西条市だけではなく新居浜市・四国中央市との広域輪番制を導入していることや医師確保のための施策についても紹介があり、小橋臨床研修センター長に院内を隈なく案内していただきました。体験実習では気管挿管とBLSアルゴリズム実習を行い、丁寧な指導のもと真剣に取り組む学生の姿が印象的でした。

    

済生会西条病院  BLSアルゴリズム実習

 

    

済生会西条病院  気管挿管実習

 

 最後の訪問となった西条中央病院では、小野副院長の案内で、将来的にロボット手術に対応できるような広さに設計されている手術室などを見学しました。風谷院長からは「自分を超える医師を育てる」という若手育成にかける熱い思いが伝えられました。

 

 東予方面の地域医療を支える3つの病院を訪問し、それぞれの病院の特徴や役割を知り地域医療に触れる貴重な機会となりました。
 見学を終えて参加者からは「先生方や職員さんと話ができ、各病院の雰囲気を知れて大変良かった」「先生方が研修医の教育にも熱心であることを知り、自分もそのような環境で働けるよう頑張ろうと思った」「初めて手術室の中まで入らせてもらえた」「気管挿管や骨折の創外固定は今までやったことがなかったので体験できて良かった」などの意見があり、非常に好評でした。

 当センターでは、今後も県内各地の地域病院見学の企画・実施に努め、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいりたいと思います。

掲載日:2024年12月02日

第13回地域医療再生セミナーを開催しました【令和6年10月31日(木)】

 令和6年10月31日(木)、愛媛大学医学部附属病院地域医療支援センターでは第13回地域医療再生セミナーをオンライン開催し、学内教職員のほか、愛媛県及び県内各市町の行政機関、各関連病院等から約50人の参加がありました。

 地域医療支援センターでは、地域医療に従事する医師を確保し、その定着を図ることにより,医師の地域偏在を解消するための事業を実施しています。その一環として,県内各地域の医療体制の現状と展望、地域医療における機能分担や医療連携等について、関係者の理解を深めることを目的とした「地域医療再生セミナー」を毎年開催しています。今回のセミナーでは、地域医療関係各講座等の取組を紹介したほか、演者をパネリストとして「地域医療の充実・発展を目指して」と題した討論会を行いました。

 始めに、杉山隆病院長から開会挨拶の後、高田清式地域医療支援センター長が「地域医療支援センター活動報告」と題し、講演を行いました。

  続いて、7寄附講座から8名の教授による取組紹介の講演が行われました。演題は以下の通りです。

 ・「地域医療学講座の活動報告」              川本龍一 地域医療学講座教授
 ・「地域医療再生学講座 令和6年度活動報告」        間島直彦 地域医療再生学講座教授
 ・「愛媛大学地域救急医療学講座の歩みとこれから」     井上勝次 地域救急医療学講座教授
 ・「地域小児・周産期学講座 10年目の歩み ~子どもたちといっしょに私たちにできること~」  
                               檜垣高史 地域小児・周産期学講座教授
 ・「シミュレーション教育で守る愛媛の周産期医療」      松原圭一 地域小児・周産期学講座教授
 ・「救急航空医療学講座活動報告」              竹葉淳 救急航空医療学講座教授
 ・「地域生活習慣病・内分泌学講座15年間の総括」      松浦文三 地域生活習慣病・内分泌学講座教授
 ・「地域低侵襲消化器医療学講座 令和6年度までの活動報告」  石丸啓 地域低侵襲消化器医療学講座教授

 その後、羽藤直人医学系研究科長及び高田清式地域医療支援センター長を座長として、「地域医療の充実・発展を目指して」と題した討論会を行いました。

 高田センター長から「各寄附講座を今後も維持し発展させるために、どのような課題がありどのような取り組みが必要か」という地域医療の現状と将来についての問いかけに対し、パネリストからは下記のような意見がありました。

 *「開業医が減っており、寄附講座の役割も大きくなってきている」
 *「ドクターヘリに一緒に乗って学んでくれる若手医師を育成する必要がある。そのため、ドクターヘリ見学会は
   高校生や看護学生も参加できるように間口を広げている」
 *「地域住民の健康を守るための市民講座を最低でも年に1回は実施しており、今後も継続していく」
 *「まずは地域の住民に認めてもらえるような様々な取り組みを行う。その上で市町と連携し、病院の機能統合と
   いう前向きな言葉で医療体制の再構築を考えていく」
 *「救急の医師は不足しており、また専門外の患者も多い。各講座の横の連携を強化し発展させていく必要があ
   る」

 これらの意見を受け、羽藤直人医学系研究科長より「地域枠の導入で医師の数は増えているが、偏在化は解決しておらず、地方の医師不足は大きな課題。現在20名いる地域枠のうち恒久定員は5名で、現状が約束されているのは令和8年度まで。10年先を見越して今後の愛媛の医療体制を考えていかねばならない」と閉会の挨拶をいただきました。
 本セミナーを通して、参加者全員が地域医療の現状と将来について共に考え、諸課題の解決に向けて連携して対応するための良い機会を持つことができました。
 

 本センターでは、これからも地域医療再生セミナー等を通じて情報を発信し、関係機関とのネットワークを強化し、地域医療を担う医師の養成を推進してまいります。

掲載日:2024年11月18日

愛媛県医学生サマーセミナーを開催しました【令和6年8月17日(土)】

令和6年8月17日(土)に愛媛県医学生サマーセミナーを開催しました。

 毎年、愛媛の地域医療に興味・関心を持つ県内外の医学生を対象に、県内の地域医療への理解を深めていただくため、愛媛県医学生サマーセミナーを開催しています。今年度は、5年ぶりの対面開催で、県内外の大学から31名の医学生が参加しました。

 セミナーでは、まず愛媛大学医学部地域医療学講座 川本 龍一教授からの開会挨拶がありました。次に、愛媛大学医学部地域医療学講座 二宮 大輔先生の司会で、愛媛大学医学部附属病院 森 愛絵先生、愛媛県立中央病院 青木 良平先生から日々の研修内容や自身の学生時代の振り返り等について報告がありました。

 その後、愛媛大学医学部附属病院 総合診療科 菊池 明日香先生の進行で「医療レベルごとの患者支援方法を学ぼう!」をテーマとしたワークショップを行いました。ワークショップは6班に分かれ実施されました。愛媛大学、県内病院の先生方がファシリテーターとして加わり、テーマに沿ったグループワークが行われました。参加した医学生は活発に意見を出し合い、最終的に発表できるようにまとめていました。

 ワークショップ後は、愛媛県内の新居浜市、松野町の職員の方々から各市町の特色や地域医療の現状の説明がありました。また、愛媛県立新居浜病院 堀内 淳院長から、病院の現状やワークショップで登場した脳梗塞の患者を自病院でどのように対応するかなどの説明がありました。

 最後に、愛媛大学医学部附属病院の高田 清式 地域医療支援センター長から「専門医を取得することはもちろんだが、それを通じていろんな診療科を分かるようになってほしい。地域サテライトセンターも活用しながら、約40年間これから医師として活躍していくための基礎をしっかり身につけてもらいたい。」との激励のコメントがありました。

ワークショップの様子

 

医学生の発表

 

地域医療の現状発表
    愛媛県立新居浜病院 堀内院長

 

地域医療の現状発表
          松野町

 
       
       

 

掲載日:2024年09月05日

地域枠学生と愛媛県知事との懇談会を開催しました【令和6年6月6日(木)】

 令和6年6月6日(木)、今年度入学した医学部医学科地域枠の1年生20名が愛媛県庁を訪問し、中村時広愛媛県知事と懇談しました。

 懇談会では、羽藤直人医学部長から、今年も愛媛県地域枠医師確保奨学金によって20名の地域枠学生(第16期生)を迎えることができたことへの謝辞、医学部は昨年50周年の大きな節目を迎え、創立以来の使命として今後とも愛媛県の地域医療を支えていくこと、本制度を利用した第1期生がこの春から第一線で活躍している旨の挨拶がありました。

 続いて、竹中克斗医学部医学科長から学生の紹介があり、学生代表として鈴木琉生(すずきりゅい)さんから、県知事をはじめ関係の方々への謝辞が述べられ、愛媛県下の医療格差の是正と地域医療の発展に貢献したいとの決意が表明されました。

 中村知事からは、本制度が始まった経緯・人口減少問題における地域医療体制の重要さ・県立病院の今後の改修計画などが述べられ、良い地域を作っていくためにも勉強と経験を積み重ね、未来の愛媛を担って欲しい旨の激励のお言葉がありました。

 知事との懇談では、学生時代に経験してほしいことや、お勧めのサイクリングコースの話なども交え、和やかな雰囲気の中で懇談を終えました。

知事からの激励

学生代表による決意表明

   

懇談会の様子

集合写真

   
 

掲載日:2024年06月12日

「愛媛県キャリア形成プログラム」改定しました【令和6年5月17日】

本キャリア形成プログラムは、医療法第30条の23第2項第1号及び第30条の25第1項第5号に基づき策定するものである。
本キャリア形成プログラムは、地域医療へ貢献する意思を有する医学生に対して地域医療に対する意識の涵養を図り、学生の期間を通じて、地域医療に貢献するキャリアを描けるように支援することを目的としている
※尚、医学生を対象とした計画を「キャリア形成卒前支援プラン」といい、当プランにおいて策定した地域医療に関する実習や講義などを「卒前支援プロジェクト」という。
本キャリア形成プログラムは、本県内の地域枠医師等が将来、医師として県内で地域医療に従事するに当たり、卒後年数に応じたキャリア形成を図り、地域医療貢献期間満了後も本県の地域医療を支える担い手として定着し活躍できるよう、関係機関の協力のもと、育成を図ることを目的としている。

愛媛県キャリア形成プログラム

 

掲載日:2024年05月27日

第23回地域病院見学バスツアーを実施しました【2024年5月17日(金)】

 令和6年5月17日(金)、医学部附属病院地域医療支援センター主催で『第23回地域病院見学バスツアー(南予)』を実施しました

 地域医療支援センターでは、将来、地域医療を担う医師を志す医学生に、地域医療の実情に触れることで地域における各病院の取り組みや役割を学ぶ機会を設けています。医学生を引率して地域病院を訪問し、地域で活躍する先生の講和や院内見学・実習を通して早い段階から地域医療を実感できる、学生にとっては非常に有意義なプログラムを提供しています。
 今回の病院見学では、「八幡浜・大洲」医療圏の2病院を訪問し、医学科1~4年生計9人が参加しました。
 往路の車中では田口助教から、西予市や八幡浜市など地域の魅力や、これから訪問する病院がどのような役割を担っているかについて説明がありました。

 最初に訪問した西予市立西予市民病院では、菊池病院長から病院概要について説明があり、人口減少・少子高齢化が進む南予において、市立野村病院を含めた医療体制の再構築の話や、南海トラフを念頭に災害時には1階のスペースを有効活用できるように主出入口付近にリハビリテーションルームを設置してあることなどの《備え》について教えていただきました。院内見学後、看護部長同席のもと「看護師の不足」「病院に来ることのできない高齢患者への訪問診療」など、地域の課題に関して学生とディスカッションを行いました。参加学生は地域医療を守る病院の実情を知り、課題を認識できたようです。

 続いて訪問した市立八幡浜総合病院では、大藏院長から八幡浜市と八幡浜総合病院の概要説明を受けました。患者の多くが高齢者であること、勤務している医師も高齢化しているため若い医師が入って来ないと医師が足りなくなることなど現状の説明の他、伊方原発に近い八幡浜総合病院の役割など興味深いお話が聞けました。その後、放射能被曝患者の対処設備やヘリポートを見学し、ヘリであれば松山市まで15分で搬送できることなどの説明を受け、加えて、医師用住宅を建設中であることなど、福利・厚生に関することも伺いました。

 短時間ではありましたが、八幡浜・西予地域で地域医療を支える2つの病院を訪問し、それぞれの病院の医療事情や特徴を知り有意義な病院見学ができました。

 参加学生からは「実際に病院を見学できて先生の人柄や病院の雰囲気を知ることができた。それぞれの病院の特色を知れて、他の病院も見てみたくなった」「2箇所の病院を回ったことで、同じ南予でも地域性の違いやその土地に合わせた施設作りをされていることなどが感じられた」などの意見があり非常に好評でした。
 また、更に「島嶼部の診療所も行ってみたい」「実際に地域枠で活躍されている医師の方とお話しできる機会があればいいなと思う」「実際の診察現場や手術も見てみたい」などの要望もありました。

 本センターでは、今後も県内各地の病院見学の実施に努め、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいりたいと思います。

 

掲載日:2024年05月24日

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