愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

お知らせ

第21回地域病院オンライン見学を実施しました。【2022年5月20日(金)】

令和4年5月20日に医学部附属病院地域医療支援センター主催で,第21回地域病院オンライン見学ワークショップ(バスツアー代替イベント)を実施いたしました。

 地域医療支援センターでは,医学生を引率して地域病院を訪問しております。見学や意見交換を行うことで将来地域医療を担う医師を目指す医学生に,早い段階から地域医療の実情に触れてもらうことが目的です。
 今回は新型コロナウイルスの感染状況が終息せず直接病院を訪問することが困難であるため,オンラインで野村病院と結び,医学科1~3年生16人が参加しました。
 
 野村病院の案内動画(10分程度),訪問診療の動画(15分程度)を見てもらい,地域医療学講座西予市サテライトセンター(西予市立野村病院)川本先生から,「病院案内」及び「訪問診療にて患者を診察する様子」をご紹介いただきました。また,地域医療学講座西予市サテライトセンター(西予市立野村病院)菊池先生からは「多職種連携医療のワークショップを行っていただきました。現地実習ではなかったものの,実際の医療現場の話に医学生は真剣に聞き入っていました。

 最初に,西予市立野村病院の紹介動画を上映,川本先生から野村町のロケーションや人口,住民の年齢層などの説明に加え,病院の概要や役割,取組内容についての説明がありました。その後,実際に川本先生ご自身の訪問診療の様子を撮影した動画を上映,道中や診察の様子,患者やご家族の様子などを詳細に説明していただきました。

 続いて,菊池先生から多職種連携による患者のサポートについてロールプレイを交えての講義を行っていただきました。学生に役柄とシナリオを与え,家族役を演じてもらっての「家族会議」や医療に関わるさまざまな職種を演じてもらっての「多職種連携カンファレンス」を体験してもらいました。各グループで話し合った内容を発表し,菊池先生に補足説明をしていただきました。  

多職種連携カンファレンス

 参加した医学生は,川本先生から「患者の自宅を訪問することで,より多くの情報が得られる」ことを学び,菊池先生から「医療に関わる様々な職種が得ている情報を連携し,共有することの大切さ」を学ぶことができ,大いに刺激をうけておりました。

 最後に地域医療支援センター田口先生より,医学生の今後のキャリア形成のためのサポートに関して一言いただきました。  

 今回のオンライン病院見学に関するアンケートでは,参加学生からは「実際の訪問診療の様子を映像で見ることが出来てとても有意義だった。」「患者と家族の意見と医療チームの意見では全く違っていて,また,多職種の協力がとても重要だと感じた。」「医師だけでなく他の視点をもった人と協力する方が,患者さんについて知ることが出来ると感じた。」と新たな発見をするとともに,地域医療のあり方に対して深く考える良い機会となったようです。
 さらに,「夏休みに野村病院を見学しに行きたい」「8月に行われる実習に参加したい」という声や,「今回のようなワークショップは学年全体ですべきだと思いました。」という意見もあり,非常に好評でした。

 なお,参加学生全員から病院見学バスツアーを開催した場合には「参加したい」との回答がありました。

 本センターでは,今後も県内各地の病院見学を可能な限り企画し,地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいります。

 今回,残念ながら参加できなかった医学生の皆さんには,今後の機会を逃さず是非とも参加して欲しいと思います。

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