第19回地域病院見学バスツアーが実施されました。【令和元年11月8日(金)】
令和元年11月8日(金)に医学部附属病院地域医療支援センター主催で第19回地域病院見学バスツアーが実施されました。
地域医療支援センターでは,医学生を引率して地域病院を訪問し,見学や意見交換を行うことで,将来 地域医療を担う医師を目指す医学生に,早い段階から地域医療の実情に触れ,実感する機会を設けています。
今回の訪問先は鬼北町立北宇和病院とJCHO宇和島病院で,医学科1.2.3年生9人が参加しました。
鬼北町立北宇和病院では,吉田幸生院長から北宇和病院概要についての説明,及び「地域医療の現状と北宇和病院の取組」と題して,地域医療の形態・災害医療等について講話がありました。急性期および高度先進医療を除けばほぼ地域で完結できるその診療の幅広さに、参加者一同釘付けになっておりました。
JCHO宇和島病院では,渡部昌平院長から挨拶の後,病院の概要について説明がありました。その後,白衣を着用してリハビリテーション科,MRI室等を見学しました。また,生理検査実習では,超音波検査、ABI検査の体験実習をさせていただきました。整形外科に特に力を入れている病院ということもあり、医学生は自身の手指関節を超音波で確認しておりました。
今回の病院見学で,参加学生からは「地域医療について現場の方々から話を聞けてとても勉強になった。病院内の施設見学が出来て良かった。」,「地域医療について知識が広がった。」,「院長先生たちの熱意や雰囲気がよく伝わってきた。」,「地域医療とはどういうものなのかを知ることが出来た。行政間の問題についても少し考える機会が持てた。」などの意見があり,満足度では,全員が「とても良かった」「良かった」との回答が寄せられ,非常に好評でした。
- 北宇和病院;吉田院長講話
- JCHO宇和島病院;渡部院長挨拶
- リハビリテーション見学
- 超音波検査体験実習
本センターでは,今後も県内各地の病院見学を実施し,地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいりたいと思います。
今回,残念ながら参加できなかった医学生の皆さん,次の機会に是非とも参加して下さい。
掲載日:2019年11月19日