「キャダバートレーニング」を実施しました-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

「キャダバートレーニング」を実施しました

平成31年1月29日(火),手術手技研修センターにてキャダバートレーニング(胸腔穿刺・腰椎穿刺)を実施し,研修医8人が参加しました。

キャダバートレーニングとは,実際にご遺体を使用した手技向上トレーニングであり,本院では,医学部解剖学教室の協力を得て,全国の大学病院に先駆けて実践している研修です。一般的な研修では,手技に関する文献・書物,手技の映像,シミュレータ等での手技取得が行われていますが,本センターでは,ご遺体を使用することにより,具体的かつ詳細に,実践的なトレーニングを行うことができます。

今回は,胸腔穿刺・腰椎穿刺の各手技のトレーニングを行うために,まずシミュレータ機器にて,手技の練習及び実技の確認を十分行いました。その後,実際にご遺体を使用し,参加した研修医全員がトレーニングに励みました。
総合臨床研修センターでは,今後も,研修医自身が自信をもって,患者さんへの診療手技が行えるよう,手術手技向上を図るとともに,臨床能力の高い研修医の育成に取り組んでいきます。

シミュレータにて実技確認を行う研修医

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