センター長による研修医のための腹部エコーハンズオンセミナー(第3弾)を開催しました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

センター長による研修医のための腹部エコーハンズオンセミナー(第3弾)を開催しました!

1月13日(水)に、センター長による研修医のための腹部エコーハンズオンセミナー(第3弾)を実施しました。今回は参加者の大半が他病院の研修プログラムより出向中の1年目研修医でした。それぞれの病院で開催されるハンズオンセミナーに参加はしていたものの、少人数での指導は初めてであり、とても新鮮に映った様です。センター長が満面の笑みを浮かべていたことは言うまでもありません。

センター長、僕らの今までの経験を全部聞いてくれて、全部フィードバックしてくれてる。事前に解説があると分かりやすいなぁ。1ヶ月間だけ研修に来ていたので少し緊張していたけど、実践する前からホッとしたよ。

 

総合臨床研修センターでは、横断的に学べる勉強会やハンズオンセミナーを定期的に開催しております。企画によっては少人数で開催されるものもあり、即座に定員に達します。こまめにお知らせ(ホームページ、掲示、メール、口コミほか)を確認して下さい。

 

 

なるほど、超音波検査には死角があるため限界があるんだけど、そこを如何に最小限に抑えるかが大事なんだ!死角だけじゃなくて見逃しを最小限にするためにも、どんな症状であっても観察の順番を一定にするんだな!

 

 

≪1年目研修医の声≫
現在、消化器内科で研修しているという事もあり、参加させて頂きました。今まで腹部エコーは軽く当てたことがある程度で、今回のようにまとまった時間で体系立てて指導して頂いた事は初めてで非常に勉強になりました。実戦形式でありプローベの持ち方、走行の仕方、体位変換などの基本的な内容から、肋骨がかぶってきれいに描出できないなどの問題点はひとつひとつその解決方法を理論的に解説して頂けたので非常に理解が進みました。腹部エコーの一連の流れは教えて頂けたので、今後は数をこなして自分のものにしていきたいです。

≪他病院研修プログラム所属研修医の声①≫
腹部エコーは、特に救急の場で使う機会が多かったのですが、何となくあてていることが大半でした。今回、熊木先生からプローべの当て方に始まり、動かし方、見るべきポイント等、エコーを使う上での基本的な型を教えて頂きました。今回学んだことを活かしていくために、今後も研鑽を積んでいこうと思います。このような場を設けて頂きまして、誠にありがとうございました。

センター長、僕らの質問に対しても身振り手振りで解説してくれてるよ。ついつい、腹部症状に対する検査ではCTへ走ってしまいがちだけど、エコーでこれだけのことが分かるのであれば、侵襲も少ないし……勉強せねば!

≪他病院研修プログラム所属研修医の声②≫
普段の救急外来でエコーを行うもののいつも正しい所見や綺麗に撮像できずついつい億劫になっていました。しかし、今回エコーを体系的に学ぶことができ、プローブ走査やどの順番で見るのか、はたまた綺麗に映し出すコツまで実践的に教えていただき、非常に有意義な時間を過ごす事が出来ました。
今回の腹部エコーハンズオンを振り返り救急外来だけでなく日々の病棟でもエコーをもち診察していく姿勢を身につけていきたいと思いました。一人一人遅くまで丁寧に指導していただいた熊木先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

≪他病院研修プログラム所属研修医の声③≫
この度は腹部エコー勉強会に参加させていただきありがとうございました。
実践の救急外来の現場では時間をかけてエコーを行うことが難しく、教科書での勉強やシミュレーターでの練習もしましたが本番で上手にエコーを描出させるのは難しく感じていました。今回は研修医同士で実際にエコーをお互い当て合うという練習だったので、シミュレーターでは経験できない手技のコツを身につけることができました。何よりも研修医3人に対して先生が2時間もの時間をかけて指導して下さったおかげで、分からないことをそのままにして終わるということがありませんでした。おかげで今まで苦手だった腹部エコーに自信が持てるようになりました。
今回の経験を生かして、これからは救急外来でも積極的にエコーを使って鑑別を行っていこうと思います。ご指導誠にありがとうございました。

pagetopへ