KKB 20始動!研修医による研修医のための勉強会(KKB)が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

KKB 20始動!研修医による研修医のための勉強会(KKB)が開催されました!

えっ?この立ち位置からすると書記係は……。だとすれば贅沢な勉強会だ!それにしても、K先生もよく準備できてるなぁ。

先日、記念すべき第1回目の臨床推論勉強会が臨床推論Case No. 1として開催され、成功裏に終わりました。研修医1年目K先生の「70歳代後半男性の後頸部痛」だけから始まりました。

11名の研修医が参加し、45分程度かけて鑑別診断を進め、見事に診断を確定させました。参加者の中には何と救急科佐藤格夫教授まで!質疑応答もなされ、佐藤教授よりIEを診断する上での経食道エコーの位置付けや血液培養のセット数に関するコメントがありました。

全面的なバックアップもあるので、次回、プレゼンテーションしちゃおうかな?でも、皆んな同じこと考えているかも……。

 

 

K先生の上手な進行で、最後には参加者全員から盛大な拍手が贈られました。気が付くとホワイトボードも埋め尽くされておりました。K先生および参加者の皆さん、お疲れ様でした!

 

質問やコメントしやすい雰囲気だから、ホワイトボードもこんなに埋め尽くされるんだろうな。いや〜、臨床推論の勉強会ってこんなに勉強になるんだ。参加できなかった同期に言っておこ!

 

 

<K先生へのインタービュー>

センター長(以下セ):1回目の勉強会が終わりましたが、どんな感じの勉強会でしたか?
K先生(以下K):研修医となって半年以上が経過し、興味深く、特に勉強になる症例を研修医と共有したいと思い、プレゼンテーションさせていただきました。
セ:準備や発表は難しかったですか?
K:症例自体はすごく難しいものでしたので、プレゼンテーションも自分の中でストーリーを準備し始めました。私自身も初めてだったので、どんな風に進めれば良いのか手探りだったのですが、センター長がサポートしてくださったので、特に根詰めて準備することもなく無事終わりました。
セ:勉強会も気合いを入れすぎると続かなかったりするので、長く続けられる勉強会の姿が良いと思いますね。

セ:どうですか、他の研修医にプレゼンテーションをお勧めしますか?
K:間違いなくお勧めします!
セ:何が良いですか?
K:自身が経験した症例なのですが、プレゼンテーションしてみないと自分自身が何を理解できていて、何を理解できていないのかも気が付きにくいと思います。しかし、実際にやってみることにより、その疾患や治療法について調べたり、人に教えられるだけの理解を深めることができたことが良かったです。
セ:そうですね、一例一例振り返るのは大事ですよね!Teaching is learningとも言いますものね。今日は本当にお疲れさまでした。

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