「シミュリンピック大会」が開催され、NHKに取り上げて頂きました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

「シミュリンピック大会」が開催され、NHKに取り上げて頂きました!

愛媛大学医学部は文部科学省が実施する「感染症医療人材養成事業」に採択されました。3月7日から11日まで医学科5年生全員が、「シミュリンピック週間」として感染対策の重要性について学びました。

初日には「感染対策」および「ICUでの救急患者対応」に関するVRコンテンツを視聴しました。2日目以降の「シミュリンピック実習」(2日目~4日目)では、各講師の指導のもとシミュレータを用いて手洗い・手指消毒、ガウンテクニック、鼻腔咽頭ぬぐい、胸部聴診、ルート確保、導尿および気管挿管について学びました。そして、最終日には「シミュリンピック大会」が開催され、トーナメント方式で競い合いました。COVID-19重症患者が搬送されて来たシナリオのもと、踏み込むことのできなかった診療の現場を擬似体験してもらいました。

本大会は、WEBニュース特集愛媛インサイトにおいて取り上げて頂きました。取り上げて頂いた内容はこちらからご確認いただけます。(WEBニュース特集愛媛インサイトより引用)

VRゴーグルを用いて、感染対策や救急患者対応の動画を視聴している風景:自然と手が動く実習生も・・・
各手技に講師がついて、実習生の皆さんも真剣に取り組んでいます!!

真剣に取り組んでくれた実習生の皆さん、お疲れ様でした!皆さんが大きく成長したと確信しております。そして何よりも、開催までの準備、当日の運営にご尽力いただきましたスタッフの皆様、指導にあたって頂きました講師の皆様、誠にありがとうございました。

シミュリンピック大会の風景(皆の前で2グループ毎に実施):聴講者もチームワークの良さを投票してもらっています

《VR実習に関する学生のコメント》

・実際の医師の目線で映像を見れたため、手順が理解しやすかった。

・VRを使うことでより現場の臨場感を味わうことができた。

・ただ動画を見るよりも、自分が見たい場所に目線を配れることで、積極的な学習を行うことができた。

 

《シミュリンピック実習に関する学生のコメント》

・シミュレーターを使うことで、実際に患者さん相手にやるのとかなり近いことができ、自信がついた。

・多くの専門の先生が協力してくださった。 その実習技術だけでなく、普段の実習の話や将来のことなどためになる話もきけた。

・指導者の方は普段から手技をやっておられるので、その手技を目の前で見ることができて、自分がするときの参考になった。

 

《シミュリンピック大会に関する学生のコメント》

・初めてチームを組む人とやることで、チームワークの大切さを実感できた。

・単体で練習して習得できた手技も、一連の流れの中で行うとなると難しかった。

 ・一連の流れとして行うことで、より実臨床に近い感覚を得ることができた。 

・何度も繰り返すうちにチームワークが良くなっていくことや、チーム全体を見て次に何が必要かを想定しながら行動することができるようになっていた。

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