研修医のための漢方勉強会INオール愛媛が開催されました。-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

研修医のための漢方勉強会INオール愛媛が開催されました。

7月14日(木)に株式会社ツムラ様主催の元、WEB配信+会場のハイブリッド開催で「研修医のための漢方勉強会Inオール愛媛」が開催され、熊本赤十字病院 総合内科部長 加島雅之先生に「救急・急性期に使える漢方治療」のご講演をいただきました。
本講演の座長は熊木天児先生(総合臨床研修センター長)が担当し、高田清式先生(地域医療支援センター長)と山岡傳一郎先生(前県立中央病院漢方内科主任部長)も参加されました。

コロナウイルス感染対策として当院の研修医のみ会場での参加となりましたが、加島先生のご講演は非常にわかりやすく、受講者の多くがメモを取るなど熱心に聞き入ってました。
今回加島先生の貴重な経験をお聞きすることで、研修医の先生方も初期研修にあたり漢方薬の使い方をきちんと学べたことと思います。

≪参加した研修医の声①≫
漢方について、歴史に始まり、これまでのエビデンスの紹介もあり、とても分かりやすくご講演いただきました。実際の症例に基づいた救急や急性期の場面での漢方薬の有用性について、リアリティをもって聞くことができました。さらに、具体的な処方例も教えていただき、実際に明日からの臨床で役立てられるイメージをつかむことができました。西洋薬では対応できない場合にも、漢方薬を使えるように今後とも勉強を深めたいです。

≪参加した研修医の声②≫
漢方といえば、様子を見る時に使うイメージでした。今回の講座では救急の現場で使うことができるということを実際の症例ベースで提示していただき、漢方薬に対する考え方が変わりました。特にARDSのような症例の胸部Xpが漢方薬で改善していたのは衝撃でした。日常診療や救急の場で漢方薬を使えるようにさらに勉強していきたいと思いました。

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