日本専門医機構認定共通講習会｢令和4年度 院内感染に関する講演会｣を開催しました。
令和5年1月25日（水）、日本専門医機構が認定する共通講習｢令和4年度 院内感染に関する講演会｣を開催しました。
講演では、本学医学部付属病院の感染制御部長 田内道久特任教授から、「なぜ感染対策をしなくてはならないのか」についてお話していただきました。新型コロナウイルス感染症の取り扱いが２類から５類に変わることによる医療機関への影響、滅菌や手技での不備が招いた事故事例や耐性菌などのウイルスの紹介、愛媛県宿泊療養施設での実体験などについて、わかりやすくご講演いただきました。貴重な経験をされた先生の実体験を踏まえたお話に、多くの受講者がメモを取るなど熱心に聞き入っていました。
また、これらの内容を踏まえての「ご自身や家族が入院したい病院にしていきましょう」というメッセージは多くの受講者の耳に響いたものと思われます。
愛媛大学医学部附属病院では、来年度以降も医療倫理や感染対策、医療安全等に関する日本専門医機構認定共通講習を開催することとしています。
