腹部エコーハンズオンセミナー(医学部生向け:基礎編)が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

腹部エコーハンズオンセミナー(医学部生向け:基礎編)が開催されました!

12月21日(木)の夕方に11月に初級編に参加した医学部生1名を対象に腹部エコーハンズオンセミナー(基礎編)が開催されました。腹部エコーハンズオンセミナーの講師は前回に引き続いて、熊木先生にお願いして開催しました。

早めに到着した学生は前回利用しなかった「病変付ファントム」で前回習った内容の確認と前回との比較、病変部をくっきり画面に出すように練習しました。そして、熊木先生が到着され、腹部臓器の確認手順を確認してもらい、、、今日はなんと熊木先生に患者役になってもらいました!!
学生はかなり緊張している点が伝わってきましたが、「少しヒヤッとしますよ!!」としっかり声掛けができていました。さらに熊木先生が普段気を付けられている点、例えば、プローブ操作をする際に小指などでプローブの支点を作らないと映し出している臓器が逃げやすい点や、肋間から見る際には骨に当たっていると痛みが大きく感じやすいため、プローブ操作の力加減に注意を払うといった内容を教わっていました。

6年生にとっては国家試験に向けて勉強中だとは思いますが、また機会があれば、FAST用ファントムも体験しに来ていただければと思います。今回は基礎編として開催しましたが、もし予定が合えば応用編を開催できればと考えています。今回参加できなかった方も次の機会には参加していただき、一緒に学べる時間を共有できることを祈っています。

【参加した学生の声】

本日もエコーの練習をさせていただき、ありがとうございました。緊張しながらも、熊木センター長のお身体に実際にエコーを当てさせていただき、模型と本物の人体の違い、難しさを痛感しました。

これからは修得した技術を対象が誰であっても同じように使えるように研鑽を積んでいきたいと思います。

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