医療機関向け虐待対応プログラム「BEAMS Stage1」を開催しました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

医療機関向け虐待対応プログラム「BEAMS Stage1」を開催しました!

令和6年2月13日(火)に医療機関向け虐待対応プログラム「BEAMS Stage 1」を開催しました。

令和2年度プログラムの研修医より「医師臨床研修指導ガイドライン2020年度版」が適用され、虐待研修への参加が必須となり、「BEAMS Stage 1」は医師臨床研修指導ガイドラインにおいて推奨の講義です。「BEAMS Stage 1」とは、医療従事者が虐待の早期発見と通告の意義を理解し、適切に対応できることを目的としており、全ての医療従事者が対象となる講義です。今年も愛媛大学出身の山本英一先生(愛媛県立中央病院・小児医療センター長)に講師としてお越し頂き、講演してくださいました。

今回は、研修医だけでなく院内の薬剤師、社会福祉士、助産師、学生も参加されました。「BEAMS Stage 1」では子供虐待対応の歴史から鑑別方法まで幅広く学ぶことができ、興味深い内容でした。虐待に関してその場で白黒をつけようとせず、虐待の可能性についてすべてのスタッフの気づきを互いに尊重し、複数で判断することが大事だということも学びました。トリアージについても分かりやすく講義していただき、トリアージごとの事例もあり実践的な内容でした。

【参加した研修医の声】
「虐待を疾病の一つと考え、しっかり鑑別する」ということを考えたことがなかったため勉強になりました。具体例を緊急度など重要さに強弱をつけながら教えていただき大変参考になりました。

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