小児医療を通じて未来を守る

教授あいさつ

教授あいさつ

愛媛大学小児科学講座のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。 令和元年5月1日に第四代愛媛大学大学院医学系研究科小児科教授を拝命いたしました江口真理子と申します。初代教授である松田博先生、二代目教授 貴田嘉一先生、三代目教授 石井榮一先生をはじめ、これまで多くの先生方が愛媛の小児医療を支え、発展させてこられました。その先輩方の足跡を引き継ぎ、愛媛の小児科医とともに、これからを担う子どもたちが健康で安心して過ごせる社会の実現のために努めていきたいと思います。

愛媛大学大学院医学系研究科小児科学 教授
江口真理子

1.小児科診療の充実

愛媛大学小児科学教室では、新生児、循環器、内分泌・代謝、神経・筋、血液・腫瘍、免疫、膠原病、アレルギー、遺伝などの様々な専門分野の診療を行っています。大学病院には小児科の一般病棟の他、NICU(新生児集中治療室)、PHCU(小児総合医療センター)があり、どのような疾患にも対応できる体制を整えています。それぞれの分野で高度な専門性をもって愛媛の小児医療を牽引するとともに、有機的に連携して、一人一人のお子さんを皆で診ることができる体制を作っています。
小児医療においては、地域医療・救急医療も重要な領域です。広い地域を抱える愛媛県の医療を支えるためには、愛媛大学のみならず、東予・中予・南予の各地域の基幹病院・関連病院との連携が重要です。各地域を支える先生方と相互に協力し、支えあうことにより、愛媛県の各地域の医療体制を整え、さらに他の診療科や四国の他大学との連携により、四国全体に良質な医療が提供できるように努めています。

2.研究の発展

医学研究の推進も医療の進歩にはとても重要です。臨床の現場で得られた疑問を、基礎系研究室の先生方と連携して解明し、そして臨床の現場に還元する知見を得る、これは大学の臨床系教室の重要なミッションだと考えております。網羅的遺伝子解析やiPS細胞などの技術の急速な進歩は、臨床応用を含む医学研究の可能性を大きく広げてくれましたが、当科ではこられの多くの技術を取り入れた研究を行っています。
大切なことは、最先端の基礎研究にしても身近な臨床研究にしても、最初は一つの疑問から始まるということです。フレミングによるペニシリンの発見のように、一つの小さな疑問が臨床を変えるような新発見につながりうるのが医学研究の魅力です。日々の診療で経験する一例一例を大切にして、そこから生まれた素朴な疑問やアイデアを研究に繋げ、医療の発展に貢献していきたいと思っています。

3. 小児科医の育成

愛媛大学小児科の重要な役割の一つが小児科医の育成です。若手医師の小児科専門医取得はもちろんのこと、その後の専門性の獲得を積極的に援助し、様々な領域のプロフェッショナルを育てたいと思っております。多くの夢をもった小児科医に、豊かな経験を積むことができる国内外への留学の機会を作り、また大学院での研究活動を奨励し、リサーチマインドを持った、専門性の高い小児科医の育成に力を入れていきたいと思います。

4.働きやすい環境作り

良い仕事をするためには、仕事に幸せとやりがいを感じてもらうことが重要と考えています。チーム医療や仕事の効率化により個々の負担を軽減し、ワーク・ライフ・バランスの改善に積極的に取り組み、「一緒に仕事ができて良かった」と思ってもらえる、働きやすい環境を整えていきたいと思います。
女性医師のキャリア形成も重要な課題です。女性医師の産休・育休の取得や復帰プランは女性医師中心で考えてもらい、一人一人の事情に合わせながら、そのプランに基づいた復帰を支援していきます。女性医師それぞれの能力が発揮できる環境作りを進めることは、男性医師も含む全ての小児科医が充実した働きをすることにつながり、また小児医療のレベルアップにつながります。

5. 夢を実現する場としての小児科学講座

私は『みんなの夢をかなえる講座』を作りたいと思っています。新生児から若年成人までをカバーする小児・成育医療では、小児科医の役割は出生前から始まり、そして成人につなげていく、多様でかつ極めて重要な役割を担っています。患児とその家族の" 夢 "や" 希望 "に寄り添いながら、小児科医自身の夢を実現する場として愛媛大学小児科学講座を発展させていけるよう、皆で取り組んでいきたいと思います。多様性を尊重し、様々な背景や目標、考え方を持った小児科医が一緒に仕事をすることは、小児医療の発展への強い推進力となると信じています。

一人でも多くのこどもの笑顔が見られるように、一緒に働きませんか?

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愛媛大学大学院医学系研究科分子・機能領域 小児科学講座

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