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第34回しまなみカンファレンスに参加して
宮内笑麗
平成28年10月22日土曜日、今治国際ホテルで第34回しまなみカンファレンスが開催されました。
一般演題は当科大学院生、小川の「Feature-tracking CMRを用いたMyocardial Strain解析」を含む計4題、特別講演は大阪大学大学院医学系研究科 機能診断科学講座 教授の中谷 敏先生による「大動脈弁狭窄症に対する治療と心エコーの役割」でした。
特別講演においては、ASの重症度評価についてわかりやすくご解説頂き、弁口面積の減少をエコーでは過大評価しやすいことや、その他圧較差や流速などと併せて総合的に評価することなどご教示頂きました。
ご講演を拝聴して、CTでの大動脈弁の詳細な形態評価は、重症度や治療方針を決める上で重要である一方、エコーとの画像上の性質の差を十分に把握して行わなければならないと知りました。
それぞれのご発表により新しい知識を得ることができ、今後の読影や研究に生かしていきたいと思いました。