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CIRSE2014に参加して
平田雅昭
CIRSE(The Cardiovascular and Interventional Radiological Society of Europe )は毎年秋に開催されるヨーロッパのIVR学会で、CIRSE2014は9月13日から17日までイギリスのグラスゴーで開催されました。今年は78カ国より6400人を超える参加者があったとのことです。愛媛からは田中宏明先生、愛媛県立中央病院の石丸良広先生と私が参加しました。
学会内容は血管系、非血管系IVR、多岐にわたります。
近年、球状塞栓物質やAVPなどの導入が進み、デバイス-ラグ(国内外での使える器具の格差)もかなり是正されてきましたが、CIRSEの機器展示では、毎年目新しい物に出会えます。
ロボットの操作でIVRを実現する装置。手元のコントローラーでカテーテルの前進後退、カテーテル、ワイヤーの先端角度の調整が自由自在です。
骨生検用の針とハンドドリル。疑似骨でのデモでは、ごっそりと検体が採取できていました。日本で使えたらいいですね。
先端の角度を手元で自由に操作できるガイディングシース(なんと6F)
セッションも教育講演やクイズ形式の物まで多彩で、とても勉強になりました。
グラスゴーはスコットランド南西部に位置するスコットランド最大の都市です。きれいな公園があり。街角にはきれいな花が飾られています。
これは、石丸先生がお昼に召し上がったラーメン餃子セット。融合度がすごいですね。