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後方視的臨床研究に関するお知らせ:「希釈造影法を用いた冠動脈 CT におけるプラーク性状と IB-IVUS の比較検討」
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテ情報を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究課題名】
「希釈造影法を用いた冠動脈 CT におけるプラーク性状と IB-IVUS の比較検討」
【研究機関】愛媛大学医学部附属病院放射線科
【研究責任者】 吉田 和樹 (愛媛大学医学部附属病院放射線科 医員)
【研究の目的】
過去に受診された虚血性心疾患の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、心臓 CT 画像及び IB-IVUS 画像(心臓カテーテル検査画像)を後ろ向きに解析することで、急性心筋梗塞を予測する不安定プラーク CT 値の cut off 値を算出します。この研究は、臨床診療の場で一般的に撮影されているCT画像から得られる画像から、不安定プラークの CT 値の cut off 値を算出することを目的としたものです。不安定プラークの CT 値の cut off 値が分かれば、将来の急性心筋梗塞の発症予測に寄与すると考えられ、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2012年4月から2018年3月までの期間において冠動脈 CT を撮影された患者のうち、3ヶ月以内に冠動脈造影及び IB-IVUS を施行された患者さん。
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、家族歴、生活歴、身体所見、血圧、心拍数、血液検査データ、画像検査データ(胸部単純X 線写真、CT, MRI、US,CAG, IB-IVUS 画像など)。
【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
<情報の管理責任者> 愛媛大学医学部附属病院放射線科 吉田和樹
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院放射線科 吉田 和樹
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089−960−5371