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後方視的臨床研究に関するお知らせ :心臓遅延造影MRIにおけるAIを用いた最適撮像タイミングの自動決定の有用性

愛媛大学医学部附属病院を受診している患者さんへ研究に対するご協力のお願い

 

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。この研究は、愛媛大学医学部附属病院の臨床研究倫理審査委員会での審査・承認、病院長の許可を受けて実施しております。
今回の研究では、患者さんのカルテの記録や造影心臓MRIの画像情報を使用します。
研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテの情報や造影心臓MRIの画像情報を利用することにご了解いただけない方は、以下のお問い合わせ先までご連絡下さい。

 

研究課題名 心臓遅延造影MRIにおけるAIを用いた最適撮像タイミングの自動決定の有用性

 

研究機関名 愛媛大学医学部附属病院

 

情報の提供を行う
研究機関の長
愛媛大学医学部附属病院 病院長 杉山 隆(情報の提供元の管理責任者)

 

研究責任者
(個人情報管理者)
(診療科名)放射線科 (職名)大学院生 (氏名)多保康平

 

研究期間 研究機関の長の許可日 ~ 2027   年  3月  31日

 

対象 2023年12月から2025年3月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち造影心臓MRI検査を受けた患者さん

 

利用する情報 (利用するカルテ情報)性別、年齢、既往歴、身体所見、画像検査データ

 

研究の概要 造影剤を注射した後に心臓のMRIを撮影すると、心臓がダメージを受けている部分は遅れて造影されます。この遅延造影は心筋のダメージの評価や、心筋症の鑑別に有用です。一般的に遅延造影MRIは正常心筋が最も黒く見え、異常心筋が光るタイミングで撮影しますが、この適切な撮影タイミングを撮影者自身が画像を見て決定する必要があります。現在、適切な撮影タイミングを自動的に決定してくれる人工知能が開発されており、その人工知能の精度を検討することを目的としています。

 

個人情報の取扱い 収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を削除いたします。患者さんを特定するための情報(対応表)は、院内で個人情報管理者が厳重に保管いたします。そのため個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。
また、保管される情報を新たな研究に利用する場合は、新たな研究として倫理審査委員会に申請し、承認されてから利用いたします。なお、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
本研究はシーメンスヘルスケア株式会社で開発されている人工知能を使用します。画像解析のために当院で撮影した造影心臓MRIの画像データをシーメンスヘルスケア株式会社に提供しますが、データ提供の際には匿名化し、個人情報の漏洩を防ぎます。提供に関する記録を作成し愛媛大学放射線医学教室で保管しますが、対応表についてはシーメンスヘルスケア株式会社には提供しません。シーメンスヘルスケア株式会社社内では、社内規定に則って個人情報の保護に努めます。

 

 

お問い合わせ先 愛媛大学医学部附属病院放射線科 多保康平
791-0295 愛媛県東温市志津川454
Tel: 089-960-5371