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オランダ留学体験記 〜その4〜

倉田聖

 
4月30日はQueen’s dayでお休みでした。
現オランダ女王(Beatrix:ベアトリクス)の誕生日は冬だから国民が楽しめるように」と
前の女王(ユリアナ)の誕生日をそのまま”女王の日”として4月30日が休みとなっています。
いつもは、単に「オランダ国民が全力を挙げて遊ぶ日」的な位置付けの祝日なっています。
そして、この日だけは誰でも路上でお店を開いてOKであり、オランダの街の中心部は「どこでもフリマ」のようになっています。
(一般のオランダ人が、自分の家庭で使っているものをそのまま出しているため、全く統一感がありません)
しかし、今年のQueen’s dayは特別な日でした。
33年間在位してきたBeatrix(ベアトリクス)が退位し、ウィレム・アレキサンダー皇太子が即位するという式典がアムステルダムで行われました
「Queen’s dayのアムステルダムはすごく混雑して大変だよ」
と皆が言っていましたが、
ロッテルダムにいても町中フリマだらけでうるさいのはわかっていたので、
朝からアムステルダムまで行ってきました(特急で1時間)
アムステルダムは、2年前に留学のきっかけとなった学会ために来ただけで、近くで遠い街でしたが
こっちに来て初アムスになりました
アムステルダム中央駅に着くと、オレンジ色(ナショナルカラー:王家(オラニエ)にちなんで)を身に着けた人でごった返していました。
式典が開催されている、王宮を少し見てみようと西側から近づくと、
式典に向かう偉い人たちの移動ルート+王宮入り口が目の前という偶然もあり、
1時間くらい見て満足したので、王宮隣り(東側)のダム広場もちょっとだけ見て帰ろうと移動すると、大きなモニターが2つで式典をライブ中継していました
王宮内の粛々と進んでいく式典の進行と、次々到着・入場する各国の招待客が交互に映し出されて、みんな盛り上がっていました。
招待客の最後の方になると、日本の皇太子夫婦が入場していく様子が映し出された時
周りの人たちが「ヤーパン(Japan)・イェー」と私たちに向かって声をかけてくれたので、
私たちも笑顔で手を振って皆に応えました
雅子さまも無事に出席できて何よりでした
皇太子夫婦を見て満足した後は、近くのトルコ料理ファーストフードのお店で式典の続きを見ながら昼ご飯を食べました
以上、Queen’s dayの一般的な過ごし方の報告でした
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