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第98回北米放射線学会（RSNA)に参加して

宮内笑麗

  アメリカのシカゴで開催された第98回北米放射線学会（RSNA）に平成24年11月23日〜11月30日まで2年目研修医3人も同行させて頂きました。

  世界各国から5万人以上が集まる世界最大規模の学会です。

  初日は松山から成田まで移動し一泊。翌朝シカゴへ出発し、10時間あまりかかってシカゴのオヘア国際空港に到着しました。 入国審査のおじさんが怖かったですが、無事に入国。直後に乗ったタクシーの運転がとても荒く、早速カルチャーショックをうけることになりました。

  シカゴに到着。クリスマスシーズンの街並みを歩くだけで楽しかったです。

  翌朝、やって来ました学会初日です！オープニングセッションの後は小田先生、清藤先生の発表でした。英語の質問が飛び交い、私たちはちんぷんかんぷんでしたが（笑）

  会場内のマクドナルドでたどたどしく注文しお腹もいっぱいになったところで、午後から宮川先生のポスター発表です。聴衆と英語でやりとりされる様子は本当に格好良かったです。

  学会2日目。今日は朝一番で川口先生のオーラルの発表です。発表する会場が昨日よりデカい。こんなところで発表するとなったら自分はものすごく緊張することでしょう…。

  発表後にSiemensやPhilipsなど各社の集まる展示ブースで見た、コードレス超音波が印象的でした。画質も落とさず、通信速度も速く、しかもコードレス。そのうち一般に普及するのでしょうか。

　翌朝は松田先生、中島先生のオーラル発表から始まり、昼に中島先生、武智先生のポスター発表がありました。午前中の発表中に松田先生は学会の新人賞を受賞。内容はAf患者における心房へのFDG集積についてでした。本当におめでとうございます。夕方にも中島先生のポスター発表があり、何と中島先生は一日で三連続発表となりました。

  最終日はまるまる一日かけて松山空港まで戻ってまいりました。日本って、愛媛って素晴らしい…という気分になりました（笑）海外留学された先生方のお話を伺うと、「海外に行くと日本の良さが身に染みる。」と揃っておっしゃっていたのが印象的でした。

  一週間を通して、本当に終始楽しい旅でした。普段できない体験をさせてくださった医局の皆様に感謝するとともに、現地のシカゴでご引率くださった先生方、感謝致します。本当にありがとうございました‼