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画像診断交流セミナー(第4回北海道大学—愛媛大学合同企画)に参加して

横山らみ

 
平成25年10月18日(金)〜10月19日(土)に松山市で「画像診断交流セミナー」が開催されました。本セミナーは北海道大学—愛媛大学合同企画として定期的に開催されており、若手を中心とした情報交換の場となっています。今回、初めて愛媛で行われました。
 
10月18日は、道後ふなやで北海道大学の発表が行われました。
発表は下記の通り、4演題でした。質疑応答も活発に行われ、時間切れになるほどでした。また、当院では全く経験のない検査や技術的な話を聞くことができ、大変勉強になり、よい刺激を受けました。
北大愛大セミナー ふなや (2013 10 18)
益田 淳朗先生
「FDGの絶食時間と心筋集積の関係について」
富山 勇輝先生
「MRIによる心筋血流計測」
宗像 大和先生
「新しいPET-CT装置の紹介」
森   祐希先生
「酢酸PETのモデル解析」
 
北大愛大セミナー ふなや 全員集合 (2013 10 18)
 
発表、討論で盛り上がったあとは、情報交換会の開始です。日頃から美味しい海産物を召し上がっている北海道の方々なので心配でしたが、瀬戸内の魚料理を美味しいと言っていただいてほっとしました。
お酒も入り、若手同士で日々の研究について熱く語り合い、今回は初対面の方が多かったにも関わらず、みなさんすぐに打ち解けることができていました。
 
 
 
ふなやの温泉入浴券つきで、移動の疲れもとっていただくことができたようです。
 

10月19日は朝9時にホテルロビーに集合し、宮川先生、西山先生とともに北大のみなさんと松山観光にご一緒させていただきました。

みなさん、早朝から千と千尋の神隠しのモデルにもなった日本最古の道後温泉を満喫されていました。

ロープウェイ街を散策し、まずは秋山兄弟誕生地へ。

松山城へは、行きはリフトで帰りはロープウェイに乗りました。

あいにくの曇り空でしたが、天守閣からの松山平野の眺めは絶景で、市内建造物はもちろんのこと、西日本最高峰の石鎚山や瀬戸内海に浮かぶ島々なども見ることができました。松山生まれ、松山育ちの私ですが、高校の大先輩である宮川先生の観光ガイドに北大のみなさんと一緒に聞き入っておりました。

松山城

ひょう月のうどん

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
坂の上の雲記念館に来館された後は、望月教授おすすめの手打ちうどん 瓢月 樽味店へ。ほっこり笑顔が素敵です。
お腹もいっぱいになったところで、愛媛大学医学部に移動し、14時から放射線医学教室カンファレンスルームで愛媛大学の発表を行いました。まず、当院技師による2演題の発表が行われました。
大西 恭平先生 「当院のヘパリン負荷PET/CTにおけるSUV値評価方法の検討」
石村 隼人先生 「心臓専用半導体SPECT装置における乳房によるアーチファクトの影響について」
次に、「心臓CT, MRI, PETなどマルチモダリティを用いた症例検討会」というテーマで、大学院生から3症例を呈示させていただきました。
北大チーム 愛大半導体SPECT視察1
その後、施設見学を行いました。2011年4月に当院に設置された心臓専用のGE社製リング型SPECT装置「Discovery NM530c」にご関心をもたれているようで、実際の撮影の体位を体験したりしていただきました。
 
14時半からは、愛媛心臓核医学談話会が開催されました。第30回の記念講演として、心臓CT 陣崎先生、心臓核 玉木先生、特別講演 石田先生と大変ご高名な先生方にお集りいただき、豪華な会となりました。また、心臓MRIについては、愛媛大学の城戸倫之先生が予定時間をオーバーするほど熱く熱く語っておられました。
 
 
愛媛心臓核 桃李花 (2013 10 19)
 
 
あっという間の2日間でしたが、実り多い時間を過ごすことができました。
北大の方々は遠方からたくさんお越しいただいてありがとうございました。
 
最後に、本会の開催に尽力いただきました関係者の方々、ご講演いただいた先生方、本当にありがとうございました。