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第31回北海道心臓核医学研究会 & 第34回核医学特別セミナー “画像診断交流セミナー”（第4回北大-愛大合同企画）に参加して
横井敬弘
平成26年3月8日の北海道心臓核医学研究会と、3月10日の北大−愛大合同企画に参加させていただきました。毎年恒例の北海道大学核医学教室との交流を深める機会で、今年は施設見学もさせていただきました。
まず、初日の心臓核医学研究会はホテルニューオータニイン札幌で開催され、テーマディスカッションの部で、望月先生が講演されました。
今年のテーマは「心腎疾患を踏まえた腎疾患患者における心疾患の診療」で、放射線科、腎臓内科、循環器科それぞれの立場から発表された後、ディベート形式で各科の先生の意見について議論を深めていました。
特別講演は
桃仁会病院 循環器科 副院長 西村眞人先生
「透析患者の心臓死を減らすために〜心筋脂肪酸代謝イメージングの役割〜」でした。普段あまりなじみのない心筋脂肪酸代謝イメージングについて勉強することができました。
終わった後は懇親会に参加後、ホテルの近くの居酒屋で打ち上げです。北海道ならではの料理をたくさんいただきました。とても美味しかったです。
北大−愛大合同企画は今回4回目の開催で、初めて北海道大学の施設見学をさせていただきました。頭部領域専門の半導体シンチや、15O-O2-PETや15O-H2O-PETの水注入装置、ガス吸入装置など愛媛大学にはない装置がたくさんあり、丁寧に説明をしていただきました。
見学後は、演題発表とディスカッションが行われました。愛媛大学から5題と北海道大学から１題の話題提供があり、活発な討論を交わしていました。
田邊先生/西山光先生
「当院における256slice MDCTを用いたDynamic myocardial CT perfusionの経験」
井手先生
「メトトレキサート関連リンパ腫のFDG PET/CT所見の検討」
西山香子先生
「半導体SPECT装置におけるstress-only protocolの検討」
石村先生
「心肝ファントムによる心筋PET/CT検査における収集条件の検討」
横山先生
「心筋サルコイドーシスにおけるFDG PET 心筋FDG集積についての検討」
孫田 恵一先生（北海道大学）
「11C-HED PET/CTによる心交感神経機能と心機能の同時評価」
終了後は北海道大学の先生方と交流会がありました。北海道大学の若手の先生とも交流を深める事ができました。次は大学院生として演題を持っていき発表を頑張りたいと思いました。
