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ASCI 2014 in JEJU に参加して

福山直紀

　2014年6月12〜14日の3日間に韓国の済州島で開催されたThe 8th Congress of Asian Society of Cardiovascular Imaging（ASCI 2014）に参加しましたので報告させて頂きます。本学会はアジアを中心とする26カ国から600人以上が参加しており、愛媛大学からも私を含めた9人、9演題で参加しました。済州島は韓国のリゾート地として有名で、梅雨で蒸し暑く湿気の多い愛媛と比べると、同じような緯度にも関わらず涼しく快適に過ごすことができました。

私はASCIに今回初めて参加させて頂きましたが、心血管領域のイメージングに関して200を超える一般演題があった他、欧米の著名な先生を招いての特別講演や、昨年RSNAで発表された最新機器（CT）の紹介、報告があるなど大変刺激的な学会となりました。また私が専門分野として研究している心臓CT領域に関しては、当院でも行っているPerfusion CTの他、FFR-CT（fractional flow reserve CT）といった機能評価についての内容が話題の中心であり、今や広く普及した心臓CTが従来のように冠動脈の形態を見る検査から、機能評価も行う検査になりつつあることを改めて感じました。
 
またこの学会ではBest Scientific Oral Present Awardという優秀演題賞があり目玉の一つとなっていますが、この名誉ある賞を愛媛大学から田邊先生と松田先生の２名が受賞をされました。
 


 
 
 
来年はマレーシアのクアラルンプールで開催されます。次回も参加できるよう、今後も一層研究に励みたいと思います。最後に、このような貴重な経験をさせて頂いた望月教授および指導して頂いた諸先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。